実家の母を見舞った そして驚いた 
何故って… どうしてって…
“ウルトラわがまま婆さん”に変身していたからでございます
麻酔から覚め、起きている時間が長くなっているからか、近頃
自我が出て来て、喜怒哀楽を示すようになっていたのだ

母が入院している病院は、日向市のど真ん中にあります
日向駅まで歩いて数分、国道10号線を挟んですぐそこ~
宮崎市や延岡市からは、電車で来た方がずっと便利らしい
朝夕は、なんせ込みます10号線… 相棒のボヤキが耳に痛し…

数珠繋ぎも解消した頃、要約~病院に辿り着く 病室では
看護士さん達が三人掛かりで、母と格闘中の場面に出くわす
そこで我らが見たものは、肩と両手をベッドに縛られ動けない
ご機嫌斜めな母の顔~「これを外して!」声も無くそう言った

バトルを見ていた私達に対し、伏目がちに看護士さんが言った
「ごめんなさい ドクターの指示の元、行っている処置です
危険防止の為には、どうしてもやらざるを得ませんので~」
別に責めてはいない 人工呼吸器が完全に外れた訳でもない
夜だけは目が届きにくい その為には仕方ない処置なのだ

ナースセンターには母の様子が、モニターにより24時間の間
監視されている 足だけ自由が利くものだから、暴れる姿に
母の生命力の強さを、はっきりと見た気がした
母よ・・・ダダッ子さんが見られてますよ
「明日の朝また来るからね」最後まで自由を求める母を置いて
相棒と甥っ子の祐君と私は、後ろ髪を引かれながら実家へ
沈黙する車の中~ 「母さんを連れて帰りたかったな」
相棒と祐君が「そうだね-」と、同じ返事を返してきた

翌朝、病院に向かう前にお墓参りに行った 親戚のおじさんと
偶然出会う 母の近況を伝えると、滲んだ涙を手で拭いつつ
「奇跡を起こしてくれたね」と笑った
母の実家の叔母さんが亡くなったことを、母はまだ知らない
みんなは、母の快復を待ちわびているが、いつかこの事実を
告げることになるだろう
その時を考えたくなくて~ 母の落胆を見たくなくて~
だけど、現実を受け止める辛いその時が、いつの日か確実に
来るんだろうな

再び母の病室~ 朝からやはりご機嫌ななめ
今度外せと命じたものは《オムツ》 トイレに行きたいと言う
「母さん~ まだ人工呼吸器の世話になっているし、外せない
嫌だろうけど、もう少しの辛抱だよ 威張って用を足せばよか」
怪訝そうな顔の母… 納得のいかない様子だが、黙り込む
『オムツなんかしなくても、私はトイレに行けるのよ』
そんな感じであると、私は受け取った
しかし、今にも起き上がりそうな勢いで、身体を動かし始めた
無理なものは無理だし、転んで骨折でもしたらどうするのね

少しだけど、腰と足を擦ってみた 筋力の衰えた足が痛々しい
それでもこの母は、また歩き出すんだろうに違いない
強い母の心意気が、しっかりと伝わって来た
「負けるもんかぁ~」だよね母さん
母が何か言いながら、笑って見せた
「うん、うん~そうなのね」 意味が分からなかったが
同調する私に、さらに笑顔でおどけてくれた 嬉しかったぁ~

あんまり長居をすると、わがままの度合いが増し母が疲れる
目を瞑り加減な母に「少し眠ろうか?」と言うとコックリと頷く
「また来るからね~」相棒と二人で手を振る
母は~相棒にだけは、飛びっきり丁寧に挨拶をした
『来てくれて、どうもありがとうね』~そう言っているのだろう
今度尋ねる時には、もっと元気になっていると良いなぁ-
そう願いながら病室を後にした 母よ、頑張れ~

日向市から門川町へ瞬間移動~ どうしても行きたくて……


相棒に頼んで、ナビを頼りに向かった先は
“カメラのさがら”さんです
こんな時には、さがらみずほさんの作品が特効薬となる
是非お逢いしたくて、アポ無しの突撃訪問となりました
「僕は素顔を見られたくなかったのよ」
何故だ? 何故だろ?? 何故なんだぁ~???
「イメージが壊れるから・・・」 純情可憐な答えが返って来た
じゃぁ~ 私はどうなるのさ! いきなり正体を名乗ってしもたぞ
さがらさんの作品が、所狭しと並ぶ店内は、まさに癒しの宝庫~
『ずっとここにいても良い?』そう言いそうになったが、辞めた

店内に久住の写真を見つけた


しばし店内は、相棒とさがらさんの≪久住連山物語≫で盛り上がる
やっぱり行って良かった すっかり癒され、元気になりました
でも~ 風邪引きさんのさがらさんは、その後どうなったであろうか?
さがらさん 昨日はどうもありがとうございました
早く風邪を治して下さいね もしかして。。。熱が出たのでは? 気になります
さがらみずほさんのお部屋への瞬間移動は
ブックマークからどうぞ~
=記事の中の書物は、さがらさんの作品であります=

【欽ちゃん球団がキャンプの合宿に使う、日向市サン・パーク】

何故って… どうしてって…
“ウルトラわがまま婆さん”に変身していたからでございます
麻酔から覚め、起きている時間が長くなっているからか、近頃
自我が出て来て、喜怒哀楽を示すようになっていたのだ

母が入院している病院は、日向市のど真ん中にあります
日向駅まで歩いて数分、国道10号線を挟んですぐそこ~
宮崎市や延岡市からは、電車で来た方がずっと便利らしい
朝夕は、なんせ込みます10号線… 相棒のボヤキが耳に痛し…

数珠繋ぎも解消した頃、要約~病院に辿り着く 病室では
看護士さん達が三人掛かりで、母と格闘中の場面に出くわす
そこで我らが見たものは、肩と両手をベッドに縛られ動けない
ご機嫌斜めな母の顔~「これを外して!」声も無くそう言った

バトルを見ていた私達に対し、伏目がちに看護士さんが言った
「ごめんなさい ドクターの指示の元、行っている処置です
危険防止の為には、どうしてもやらざるを得ませんので~」
別に責めてはいない 人工呼吸器が完全に外れた訳でもない
夜だけは目が届きにくい その為には仕方ない処置なのだ

ナースセンターには母の様子が、モニターにより24時間の間
監視されている 足だけ自由が利くものだから、暴れる姿に
母の生命力の強さを、はっきりと見た気がした
母よ・・・ダダッ子さんが見られてますよ

「明日の朝また来るからね」最後まで自由を求める母を置いて
相棒と甥っ子の祐君と私は、後ろ髪を引かれながら実家へ
沈黙する車の中~ 「母さんを連れて帰りたかったな」
相棒と祐君が「そうだね-」と、同じ返事を返してきた

翌朝、病院に向かう前にお墓参りに行った 親戚のおじさんと
偶然出会う 母の近況を伝えると、滲んだ涙を手で拭いつつ
「奇跡を起こしてくれたね」と笑った
母の実家の叔母さんが亡くなったことを、母はまだ知らない
みんなは、母の快復を待ちわびているが、いつかこの事実を
告げることになるだろう
その時を考えたくなくて~ 母の落胆を見たくなくて~
だけど、現実を受け止める辛いその時が、いつの日か確実に
来るんだろうな

再び母の病室~ 朝からやはりご機嫌ななめ
今度外せと命じたものは《オムツ》 トイレに行きたいと言う
「母さん~ まだ人工呼吸器の世話になっているし、外せない
嫌だろうけど、もう少しの辛抱だよ 威張って用を足せばよか」
怪訝そうな顔の母… 納得のいかない様子だが、黙り込む
『オムツなんかしなくても、私はトイレに行けるのよ』
そんな感じであると、私は受け取った
しかし、今にも起き上がりそうな勢いで、身体を動かし始めた
無理なものは無理だし、転んで骨折でもしたらどうするのね

少しだけど、腰と足を擦ってみた 筋力の衰えた足が痛々しい
それでもこの母は、また歩き出すんだろうに違いない
強い母の心意気が、しっかりと伝わって来た
「負けるもんかぁ~」だよね母さん
母が何か言いながら、笑って見せた
「うん、うん~そうなのね」 意味が分からなかったが
同調する私に、さらに笑顔でおどけてくれた 嬉しかったぁ~

あんまり長居をすると、わがままの度合いが増し母が疲れる
目を瞑り加減な母に「少し眠ろうか?」と言うとコックリと頷く
「また来るからね~」相棒と二人で手を振る
母は~相棒にだけは、飛びっきり丁寧に挨拶をした
『来てくれて、どうもありがとうね』~そう言っているのだろう
今度尋ねる時には、もっと元気になっていると良いなぁ-
そう願いながら病室を後にした 母よ、頑張れ~

日向市から門川町へ瞬間移動~ どうしても行きたくて……



相棒に頼んで、ナビを頼りに向かった先は

こんな時には、さがらみずほさんの作品が特効薬となる
是非お逢いしたくて、アポ無しの突撃訪問となりました
「僕は素顔を見られたくなかったのよ」
何故だ? 何故だろ?? 何故なんだぁ~???
「イメージが壊れるから・・・」 純情可憐な答えが返って来た
じゃぁ~ 私はどうなるのさ! いきなり正体を名乗ってしもたぞ
さがらさんの作品が、所狭しと並ぶ店内は、まさに癒しの宝庫~
『ずっとここにいても良い?』そう言いそうになったが、辞めた

店内に久住の写真を見つけた



しばし店内は、相棒とさがらさんの≪久住連山物語≫で盛り上がる
やっぱり行って良かった すっかり癒され、元気になりました
でも~ 風邪引きさんのさがらさんは、その後どうなったであろうか?
さがらさん 昨日はどうもありがとうございました
早く風邪を治して下さいね もしかして。。。熱が出たのでは? 気になります
さがらみずほさんのお部屋への瞬間移動は

=記事の中の書物は、さがらさんの作品であります=

【欽ちゃん球団がキャンプの合宿に使う、日向市サン・パーク】