親子だってば～

　　　　　　　　　　　　　【誰が食べたんだろう？】…虫です

我が家の婆が、元旦の夜に骨折してから20日になります
人工関節を埋め込む手術をして、翌日からリハビリの毎日…



「こんなに痛い思いをしたのは初めてだ」と～つい愚痴ります
怪我をしてしまったのは事実だし、しっかり受け止めんとね



思わぬ出来事に、面食らったのは家族も一緒でございます
それでもやっぱりしょげ返る婆は、今日も病院のベッドの上-



ある日看護師さんが、婆に向かって言いましたとさ

「あら？　お父さんは何処に行かれたの？」
「お父さんなんていませんよ」(天国に単身赴任中)
「確かさっき見えてましたよねぇ～」
「あれは主人なんかじゃなくて、私の息子です」
「あ、失礼しました・・・」



この話を持ち帰って来たお父さんモドキ？の相棒は～
「俺ってそんなに老けて見える？　お袋の旦那さんげな」
〝見えるよー〟と言ったら、この人ひっくり返ってしまうわね



どう転がったって、80歳の婆さんの旦那さんには見えない
まだ花の５４歳・・・　私にとってもショックなお話でした(笑)



婆が特別若く見える訳でもなく…　何で？教ぇてぇ～！
「看護師さん～一度、眼科を受診してみてください」



真っ黒けな髪色に染めている婆と、髪など染めたことのない
真っ黒けの髪を持つ相棒・・・偽り無く正真正銘の親子です



可笑しくて、可笑しくて・・・
でも婆は、自分の今後を悲観して笑顔無し～



命が消え行こうとしていた、実家の母とは違ってまるで重病人
「元気になれるとは絶対に思わない・・・」と婆は言う



そんなこと言ってたら、本当の病人になってしまいますよ-！
寝たきりにならない為のリハビリだからね～　　ファイト！

　　　　　　気張りやんせぇ～　





こんな時は≪さがらみずほさん≫の言葉で癒されましょう