事務所の,西の窓のちょっと向こう
お隣の畑には、ピンクのコスモスが植えてある
でも何故…畑にコスモスを?

それが今、満開 ピンクの絨毯が出来ていて綺麗です
お客さんのトラックが停まると、荷台には花が満載に見える
だからって何で…畑にコスモスを?
あのね・・・
ほら・・・
ね・・・ 

台風の余波の風か? グィ-ンと風に揺れるピンクの波
せっかく咲いたというのに、花弁が空を舞う
時折降り頻る無情の雨が、その波を容赦も無く叩き付ける
「このままでは倒れてしまう」ただ見守るだけの私…無力なり


一夜が明けた
昨日のあの風は為りを潜め、空にはにこやかに太陽が笑う
掻くも逞しきコスモスの花~ 地面にしっかり根を生やす
少し北向きの流れのままに、花の群れは佇んだままで美しい

あっ!紅い花み~つけたぁ それだけで、なぜだか嬉しい
向こうに広がる青空も、一緒に笑っている そう見える
押し合いへし合いつぶし合い、強いモノだけが生き残る
偶然出くわした、卑しい向かい風にどこか似ているじゃないか

すぐ傍で、蕎麦の花が呟いた『もう忘れろ 風は吹き抜けた』
でも何故? そこに横風が吹くなど、思いもよらなかった
誰かが笑う 声を立てて嘲笑うだろうな でも、それが何?
風を払って強かに咲く これが生きると言うことなのよね

夕方~五時前 ドッガーーーーーンと爆音
南西方角からの音の便りに、気持ちがシャンとした
桜島が噴火! 噴煙を上げる光景を、鹿児島の放送で観た
『ちっぽけな風に拘るな』 勇者が煙を、高く高く吹きあげる
す、すご~~~い (((
)))

散歩に出れば、堤防からも見えた筈 なのに諦めた
自然は、自然のままにそっとしておくのが良いんだと、ふとそう思ったから…
お隣の畑には、ピンクのコスモスが植えてある


それが今、満開 ピンクの絨毯が出来ていて綺麗です
お客さんのトラックが停まると、荷台には花が満載に見える

あのね・・・




台風の余波の風か? グィ-ンと風に揺れるピンクの波
せっかく咲いたというのに、花弁が空を舞う
時折降り頻る無情の雨が、その波を容赦も無く叩き付ける
「このままでは倒れてしまう」ただ見守るだけの私…無力なり


一夜が明けた
昨日のあの風は為りを潜め、空にはにこやかに太陽が笑う
掻くも逞しきコスモスの花~ 地面にしっかり根を生やす
少し北向きの流れのままに、花の群れは佇んだままで美しい

あっ!紅い花み~つけたぁ それだけで、なぜだか嬉しい
向こうに広がる青空も、一緒に笑っている そう見える
押し合いへし合いつぶし合い、強いモノだけが生き残る
偶然出くわした、卑しい向かい風にどこか似ているじゃないか

すぐ傍で、蕎麦の花が呟いた『もう忘れろ 風は吹き抜けた』
でも何故? そこに横風が吹くなど、思いもよらなかった
誰かが笑う 声を立てて嘲笑うだろうな でも、それが何?
風を払って強かに咲く これが生きると言うことなのよね

夕方~五時前 ドッガーーーーーンと爆音

南西方角からの音の便りに、気持ちがシャンとした
桜島が噴火! 噴煙を上げる光景を、鹿児島の放送で観た
『ちっぽけな風に拘るな』 勇者が煙を、高く高く吹きあげる
す、すご~~~い (((



散歩に出れば、堤防からも見えた筈 なのに諦めた
自然は、自然のままにそっとしておくのが良いんだと、ふとそう思ったから…
