ご機嫌いかが?

今日一日どんなあなたでいましたか

私、ダメなんです

2009-10-26 23:18:03 | Weblog
土曜日の昼から、熊本に出掛けていた相棒から、帰りしなに
何やらヒョイと手渡されたビニールの袋

中には蟹×五っ(蟹って何て数える?)が入っていた
「まだ活きている 」 触ると動きは緩いが、何となく分かる

=だからねぇ~ 活きてる蟹はやっぱり一匹・二匹だよね=



自慢じゃないがこの私『料理に関しては無能!!』に近いんだ

食べることに関しては誰にも負けないが、こと作るとなると
グーの根も出やしない   だけど何も困ってはいない

“魚を三枚に下ろす”ことくらいは出来る  イカも捌ける
じゃが、しかし! 活きた蟹は知らん

知らんのでインターネットを覗いてみた 【】 フムフム- 
塩ゆで…   お!それでいってみよう



水で充分シメロとある  はて~シメルって何? 

そうこうする間に、鍋にはお湯が沸いてきた
海水程の塩…を、入れました   さて ここで問題が発生!

真水に浸けて、シメタ?はずの蟹が、意外にも元気になって
来たんですわ     どうしよう  動き過ぎー



泣きべそ寸前の私の前に、立ちはだかったのは相棒
「どれ貸してごらん」そう言うや否や、蟹をポイッと鍋の中に
放り込んだ

まっ逆さまの蟹は、半分だけ熱湯に浸かって喘いでいる

「やめて!」 頼むからそっとしておいてくれ



次をつかもうとした相棒に、一撃のボディーブローをかまし
蟹を死守   ウギャーと叫びながら、残りの蟹を鍋へ…

と、ところが~蟹も必死に抵抗

ツメは半分切られているから、挟まれる心配はないのだが
足を踏ん張り投入を拒む仕草が、どうにも健気だった


     =しつこいですがピンクのノウゼンカズラです=

もうこうなりゃ自棄だ

〝矢でも鉄砲でもかかってきやがれ〟ってんで、残りの蟹を
ひっつかむと、やおら鍋に向かって放り込んだ

哀れにも、抵抗も虚しく蟹は鍋に沈んだ
カチカチカチ…まだ活きている  目を瞑り、鍋の蓋をしめた

勘弁してくれ~と謝りながら、鍋を見つめた


      =シャコバサボテンの蕾は、まだまだ固い=

駄目なんです私 こんなこと

断末魔の叫びを聞いたようで、食べることなど出来ない
食いしん坊さんの私ではあるが、こればかりは遠慮します


      =雨が降ったりすると、蕾が莟むんだね=

そんなこと言ったって~ 

カエルの解剖が怖くて、その日は学校をずる休みした私です
殺生はいかんとです  怖いとです  はい、そうなんです

最初から湯がいてある分には、ちっとも困らないとです  ハハハ…