最後の…
さぁどこかなぁ?
やっと最終日
湖南三山を巡ります
今まで行ったお寺さんとはまるで違う
なにやら手作り感満載な入口
わ~きれい!
法話を伺うと、何とこのお寺、長い間無住職だったとか
訪れる人もいず廃寺寸前だったところ、手入れしてここまで持ち直したそうだ
現住職はお寺再建の話は他寺の住職だった父親から言われ、断れず・・・
数年間はサラリーマンとの二足の草鞋を続けていたそうだ
三重塔(国宝)へ歩を進めると
三十三体の観音石仏
それらをすべてお参りすると西国三十三所観音巡礼したと同じご利益
ここも住職の手作り感
本堂も傷んでる・・・。
檀家さんのいないお寺を、維持保存存続していくご苦労が計り知れない事が分かりました
『 長寿寺 』
729~748年に良弁僧正によって建立された勅願寺
亡くなった前ご住職の奥様の暖かいお話に
本堂(国宝)
709~715年 元明天皇勅使により、鎮護国家の道場として草創
本堂(国宝)
鐘楼横の楓の木は「七色紅葉」というそうだ
元々は「和同寺」だったが、
天皇御病の際に病気平癒の祈願を七日、満行なってここの霊水を献上したところ
御病が平癒され、その縁で『善水寺』の寺号を賜った
用意してあるペットボトル(有料)に入れ、境内の湧水を持ち帰ることができる
今回は法話も楽しく、皆さん暖かく、再訪したい場所になりました
大婆90歳の峠は越えたけど、さすがに1年の変化は大きく・・・
こりゃ早めに次回を考えなくっちゃ
=完=
今晩のお宿は「琵琶湖ホテル」
どうやら大浴場 があるらしい
念願の浴衣で食事ができそう
落ち着いた雰囲気
部屋からの眺め
なんだか海外に来たみた~い
昨日行った比叡山は雲の中
アメニティも盛りだくさん
とにかく大浴場へ
いいお湯で、疲れも吹っ飛びお腹が空いた~
ところが
大浴場のある3階までは浴衣でOKだけど
レストランは2階
ってことでまた服に着替え
女性3人グループとご一緒に
楽しく美味しい時間でした
最初に「おおみ」こだわりの出汁(左上 )
この出汁がとても美味しくて!
出てくるお料理に期待を持たせましたね~
いや~本当に美味しかったです
女性6人、かしましく、全員完食
ごちそうさまでした~
さあ、しっかり寝て、明日に備えましょう
朝食も美味しかったけど、すっかり忘れました
昼食後
近江最古級の古刹、1400年の法灯
606年に聖徳太子が百済人のために創建
小雨のおかげで、益々雰囲気
ところが・・・
最後の急階段を見て、大婆の心折れる
「私、ここで待ってる・・・」
結局
二組のご夫婦と大中婆は、なだらかな脇参道から行くことに
仁王門の大わらじ
その正面につり下げられた一対の大草鞋に触れると、身体健康・無病長寿のご利益があると昔から言い伝えられております。
ありゃ片っ方しか触らなかったよ~
でも 小婆 元気注入
大婆、頑張ったおかげで本堂で法話も聞けて良かったね
さあもうひと踏ん張り!
『 永源寺 』
右手に愛知川(音無川)を見つつ進みます
羅漢坂を昇り、十六羅漢像の応援を力にすればもう少し
総門が見えてきたよ
「お金(拝観料)を払ったら、急に紅葉しますよ~~」
お迎えのスタッフの言葉に、みな大笑い
でもおっしゃる通り
山門
本堂
息をのむほどの・・・息をするのを忘れるほどの・・・
とにかくきれいです!
同行の女性のお言葉 「わたくし気が狂いそうです」
それにしても、今日は本当によく歩きました
皆さんもだいぶお疲れの様子
さぁ 温泉に入って疲れを取りましょう
=2日目=
ホテル9時出発
湖東三山と永源寺を巡ります
今にも 降りそう
『西明寺』
834年開創
平安、鎌倉、室町の各時代を通じては祈願道場、修行道場として栄え
山内には17の諸堂、300の僧坊があったといわれている
織田信長の比叡山焼き討ちの直後に焼き討ちにあったが
本堂、三重塔、二天門は火災を逃れる
今回のメンバー
女性3人組
ご高齢夫婦6組
大中小婆
で18名
皆さ~ん 頑張って登りましょう
みずみずしい!
ラストスパート
ここを上がれば本堂ですよ~
二天門からの
本堂(国宝)
本堂中は撮影
法話をお聞きしました
三重塔(国宝)
焼き討ちの火災から逃れて本当に良かった
春と秋には塔内に入れる(別途1000円)が、湿気を避けるために雨が降ったら入場 という厳しさ
撮影はもちろんの事、塔内に入る前に荷物も預け、身一つで入場
塔内は狭いので、説明を聞きながら身体や荷物が壁に触れない様に・・・
この素晴らしい壁画をいつまで見られるのか・・・心配になるほどの傷み方です
どうにか保存してほしいと切に思いました
名勝庭園「蓬莱庭」
山門に常備している竹の「杖」
最初は持つのを嫌がっていた大婆も
「あら案外楽ね~」
命の次に大切なこの杖が無ければ歩けなかったでしょ
おかげさま
あ~ついに降って来たよ~
三重塔 ギリセーフ 入れて良かったね
『金剛輪寺』
741年、聖武天皇の勅願により行基が開山した
本尊は行基の作と伝えられている
ここも雰囲気は素敵だけど、長い石段が続く
ご夫婦の方たちが順番に大婆に「お元気ですね~」と話しかけてくださいます
その言葉で大婆も奮起
80歳代のご主人が「歳上の女性が頑張ってるのに、おれが休むなんて言ってられないな」
そうです、皆一緒に頑張りましょう
本堂(国宝)
こちらでも法話をお聞きしました
お話上手です
お地蔵さまに見守られ、ゆっくり下りましょう
小大婆は100均のレインコート着用 便利~
はいやだけど、その代わり樹木の色も美しく見え、香りも立ちこめます
天然のアロマテラピー
名勝庭園
昼食は箱に入った「お箱精進」 ( 忘れた)
『星野リゾート・ロテルド比叡』
2015年7月に京阪グループから星野リゾートへ、リブランドされた
部屋数が少なく、落ち着いた雰囲気のホテルです
もちろん・・・
小婆は奥のベッドに立候補
部屋からの眺め
芝生が青々としている時期はきれいでしょうね
「ホテルなんだからしょうがないでしょ!」と中婆は言うけど
大浴場が無い・・・それが残念
そして、小婆は浴衣で食事がしたい
夕飯は近江の食材を取り入れたフレンチ
目にも楽しく・・・おいしゅうございました
2日目
午後から予報
降らないといいなぁ
京都方面を望む
しっかり朝食を食べて
今日の予定は、湖東三山+永源寺
頑張って歩きましょう
『湖東三山・湖南三山と永源寺 滋賀紅葉名所めぐり 3日間』
三婆行ってきました
総勢18名
新幹線で米原へ
お迎えのバスガイドさんとご対面
「なんか見たことない?」と小中婆
そうなんです、2年前の奈良旅行の時の
歴史、地理、知識豊富なガイドさんです
なんだかいい旅になりそう
ふだんは静かな山里に、この紅葉の時だけ観光客が押し寄せるそうで・・・
遊歩道を歩くと急坂現る
「なんだか体が重くて、歩けないわ・・・」と大婆
「じゃあ そこの茶店で待ってる?」
ということで小中婆は先に進む
「三婆の旅も今回が最後かも・・・って思ってるんだけど・・・」
「そう私も・・・大婆弱ってきてるもんね・・・」
しんみり・・・
って
「わ~~きれい」
しんみり ぶっ飛ぶ
創建は724年、室町期には僧坊百二十字を容する大寺院だったが次第に衰退
最後に残った本堂も昭和8年に焼失
鶏足寺という名前も実際には旧飯福寺。
しかし、この飯福寺自体も廃寺となっており、今では参道のみ。
785年 伝道大使最澄が開山した天台宗の総本山
広大な山内は東塔・西塔・横川の3エリアに分かれており、100以上の堂塔伽藍が点在
「歩けそう、大丈夫よ」 大婆少し元気が出てきました
国宝 根本中堂は延暦寺の総本堂で本尊 薬師如来像の前には
「不滅の法灯」が開創以来1200年間消えることなく灯っている
この法灯、毎朝夕に油を僧侶が注ぎ足し続けている
「油断」や「油断大敵」は、ここから出た言葉だそう
織田信長の焼き討ちの時には、山形の「立石寺」に分灯されていたそうで・・・
堂内は撮影
大婆は元の道を戻り、小中婆はこの階段を上り
文殊楼へ
もう少し時間が欲しかったけど、大婆にはちょうどいいスケジュール
さあ今夜のホテル「星野リゾート・ロテルド比叡」に行きましょう