5:40
東の空が赤くなってる!そら急げ!
月も見える
風も無い
刻々と変わる空の色
こんなきれいな朝日は生まれて初めて見た~
この旅一番の感動に浸りながら部屋に戻ると
じじばばの部屋で遊ぶ二人
「どこ行ってたの」
いつも綺麗なのはお掃除をしてくれているスタッフのおかげ
「プール プール プール」
実は昨晩から会社からのメールで大忙しの息子
「ちょっとプールに行けないな・・・」
嫁っち一人に頑張らせるわけにゃいかぬ
「えっ!ばばプールに入る!? やった~!水着着るの?」
「着る・・・」
「いえ~い」
「とりあえず先にプールに行ってて」
プールサイドで用意をするばばに
「ババ早く~!どんな水着なの~?」
恥ずかしい~
プールに入れば入ったで
潜ってばば観察
「ばばおへそ見えた~」 (ビキニではありません)
もう・・・恥ずかしいったらありゃしない
まったく・・・年寄りの体を見て何が楽しいのやら・・・
ん?
もしや・・・
ばばの趣味『人間観察』が遺伝しちゃってる?
一息ついた息子と入れ替わり、じじばば は昨日見つけたベーグル屋さんへ昼食を買いに
写真で見るよりビーチの砂は荒め
1階の部屋からは直接プールに入れる
けど・・・入っている人はいない
食後・・・プールコールをされる前に
「そうだ屋上に行けるみたいだから行ってみよう!」
いい景色
じつは屋上は津波の避難場所にもなっている
夕飯はじじがググったイタリアン
店までは歩いて15分、大きなホテルを建設中らしく工事の塀が続く
「なんだか歩いてても楽しくないねぇ」
あとでガイドブックを見たら
敷地145,000㎡の「バリ・ハイアット」だそうで
どんなホテルが建つのかねぇ
店に着く寸前、つっつんついに”落ちる”
そりゃそうだよ昼寝もしないで遊んでたんだから・・・
食事の間、並べた固い木の椅子で微動だにせず爆睡
つっつんのピザはテイクアウト
もしホテルに帰って目覚めても、これで心配無~し
息子たちはタクシーで帰り、せっかくだからと じじばば は、ビーチ沿いの道を歩いて帰ることに
「明日の夕飯にどうかな?」なんてビーチ沿いにあるお店を覗いたりして・・・
ところが
気が付けば、真っ暗
鼻先も見えない足元も見えない
真っ暗~~
そうだ、そうだよ・・・だって工事中だったぢゃん
怖いよ~
誰一人すれ違うこともなく・・・すれ違ったらもっと怖かったけど
真っ暗で走る事も出来ず、出来る限りのすり足の速足
月明りもないし、あんな真っ暗な道歩いたことないもん
あ~怖かった