まじめに遊ぼう! 「旅と人と器と」

旅行記と陶芸だけだったのが、

手芸や籐工芸や多肉ちゃん

そして孫話まで・・・広がりすぎ~!

母、高齢者マンションに入居する 3

2018-06-29 | 母のこと

当初は契約してから1ヵ月後、7月に引っ越す予定にしていた

「どうせ引っ越すなら早くにして、あちらの生活に早く馴染んだ方がいいわ」

「え~そうなの!?」

 

それなら気の変わらないうちにと、姉と私のスケジュールを合わせ、引っ越しは6月中旬にすることに

ってことは・・・・

引っ越しまで20日!?

 

5月下旬

実家で、甥と姪たち(亡き兄の子供達)に経過説明をする

皆の予定が合わず、説明するのが遅くなったことを謝罪

母も自分の言葉で、心の変化を話し

「ばあばがそうしたいと思っているんなら賛成だよ」

最初は、私達がごり押ししたように感じていた甥や姪たちも

理解してくれたようだ

 

母の相当古いガラケーを、楽々スマホへ変更

スマホへの憧れは前からあり、満足気

ただ、ガラケーを使いこなしていたわけではないが

直の連絡方法として、これは外せないアイテム

 

母は入居を前向きに受け入れようとしていた

 

でも

「 昼間はいいんだけど、夜になると なんで引っ越さなくちゃいけないの?まだ私は大丈夫よ 」

「 プールにも行けてるし、あと2~3年は平気じゃないって思うの 」

「でもあなた達の説明を聞けば、入居した方がいいのは理解できるけど、涙が出ちゃうの  」

母の心は千々に乱れていた

 

そりゃそうだ・・・

40年以上住んだ場所から引っ越さなきゃいけない 

沢山の荷物を片づけなくちゃいけない

触ったことも無いスマホを使わなくちゃいけない

 

この時点で母の脳みそはパッツンパッツン 爆発寸前 

 

 結果、この頃の母は

契約の説明もこれまでの経緯も、何度聞いても理解できず

ちょっと込み入った話は、当然理解不能

いつも探し物をし、不安定極まりない状況

この頃の私達は、母の理解度

「自立じゃなきゃ入居できないのに・・・大丈夫かなぁ

 

そんな母を落ち着かせるために私がした事

否定的な事を言わない、声を荒げない、同じことを言っても聞き、何度も説明する

失敗や間違いは笑いに変える とにかく笑わせる

 

さて実家の片付け

 

実家はきちんと整頓されていたが

それでも「一戸建てあるある」

収納が多いだけに荷物は多い

 

父が亡くなり数年は

「断捨離しなくちゃいけないけど・・・なかなか出来ないの」

物が捨てられない年代だもの、仕方ない

ただ何度も何度も言う母 に

「最後には、〇トントラックいくらって方法で処分するから大丈夫」

「断捨離が出来ないことをストレスに感じて、生活したって楽しくないじゃない?」

 

「ただ・・・金めの物は一か所に纏めておくこと!」

「は~~~い」

それから、断捨離の話は一切しなくなった

 

持っていかれる物は限られている

さてどこから手を付けるか

 

コメント (6)
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