我が家に一泊した母を送り届け、私がホームに一泊
疲れた~
我が家には何度も来ている母だが、泊るのは初めて
「ちょっとトイレに・・・」と必ず洗面所の扉を開ける
「そこは洗面所」とその都度 訂正
なんで?と思ったら
ホームのトイレの場所と混同している模様
我が家からホームまでは一時間半
「色々なところを周って、見せてくれてありがとう、楽しかったわ~」
「いやいや遠回りしたんじゃないんだけど・・・」
「毎回こんなに遠くから来てるんだっつうの」
「あら~知らなかったわ~ご苦労様~」
寝る間際
「寒くない?」 「大丈夫」
「布団もう一枚かけた方がいいんじゃない?」 「大丈夫よ」
その会話が何回も続き
私も疲れていたこともあり
「大丈夫だってば!うるさいなあ!もう」
10分後
「ほら、あの・・あの子も今日は泊まるんじゃなかった?その子に掛けたら?」とタオルケットを持って来た
怖い怖い!だれあの子って
「大丈夫だから・・・」
あとになり、使わなくてもタオルケットを受け取ってあげればよかったと反省
(ん?動き出しているけどもう朝かな?)
1:30
しばし様子をうかがっていると
ブツブツ何か言いながら・・・その後電気を付けたり消したり・・・
こりゃダメだ
「ねえ、夜中に何やってるの?」 と部屋を覗くと
ベッドに座り、何か説明書らしき物を見ている
本人的には、室内灯のリモコン操作方法の確認らしいが・・・
「もうね、気になってしょうがないから、確認してるのよ!おおごとなのよ!」
「でも夜中にしなくても」
「全然眠たくないの!」
「いや私が眠れないの」
しかも私の事を妹の名前で呼んでるし・・・
「とにかく今は寝なさい」
と布団に入れたらすぐ
その代わり、こっちは明け方まで寝られない
「お母さん夜中の事覚えてる?」
「覚えてるわよ~、なにかが気になってね~」
「家に帰って、笑い話にしていいわよ~(笑)」
大正生まれで、艱難辛苦を乗り越えてきた人は、ちょっとのことではへこたれません
今回の事は私が怒った事で、精神的に不安になり、頭がショートしたんだろうな・・・
自分が飲み間違えているはずの薬の数も
「薬局が間違えたんじゃないの?」
姉が言う「どこから出てくるんだかあの自信 」
私の歯ブラシが無くなったのも
「知らない、私は何もしてない」
と言うけれど
掃除用に使ってたし
会うたびにぼんやり加速は明らか
ホームは介護2までが入居可の条件
介護3になったら、系列の介護付きホームに移動出来るけど
この一年、どうか今のホームで生活できますように
娘たちは祈ります
あっそれから お母さん
今回の事は、笑い話にするんじゃなくて、忘備録で残しておきますから~