この日は、母の歯科検診の日だというので
「付き添いは私がします」と姉にメールすると
「それは助かります」
「〇子さん(母)の下の歯に隙間が出来、行くたびに先生に治療をしてほしいと言います」
「でもそこは歯磨きを良くするように、先生から言われています」
「今回も同じことを言うと、先生がwaiwaiに説明しないといけなくなるので伝えておきます」
「さっき電話したら同じことを言っていたので」
なるほど・・・
雨さえ降らなきゃ歯医者さん迄歩いて(私の足なら5分)行くつもりで・・・
母がお昼を食べに行っている間に
時間を逆算して・・・何時に出ればいいのかなぁ
今の母だと、どのくらい掛かるのか・・・
帰ってきたら、診察券と保険証の用意をさせなくちゃ・・・
行く前にトイレに行かせなくちゃ・・・
そうだ その前に、例の下の歯の件を伝えねば
もう子供を幼稚園に行かせる時のようだ
出発一時間前から支度開始
やっぱり
で行き、帰りにスーパーで買い物しましょ
さぁ出発~~
ヨボヨボ加速中
歯科で
母と先生や衛生士さんの笑い声が聞こえ、やけに楽しそう
チラッと聞こえた「下の歯は・・・・・・美味しく食べて・・・大丈夫ですよ」
下の歯?
もう、「下の歯」だけは聞こえちゃう
診療を終え
「入れ歯だけじゃなく、下の歯も綺麗に掃除してくださったから気持ちがいいわ」
「下の歯? もしやまた言った?」
「言わないわよ~だって言っちゃいけないって言われてるんだもの~」
先日、「母のこと」のカテゴリーを読み返した
この2年間の母の変化が良く分かり
齢を重ねる事の大変さと切なさ・・・
いつかは私も「行く道」だから・・・
また10日後ね