服を着るならこんなふうに 1〜11巻
両親が田舎に引っ越し、
漫画、縞野やえ
企画協力、MB
両親が田舎に引っ越し、
東京に残り兄妹2人暮らしの
兄 佐藤祐介が主人公。
まったくオシャレに興味がないというか
オシャレに興味を持つことに拒否反応がある
祐介は、同窓会の打ち合わせのご飯に行くのに
パーカーとジーンズで出かけようとして
オシャレ好きな妹の環に
その格好でいいの?と言われるが気にしない。
ハズだったのに、
集まった友達がオシャレで焦る祐介。
同窓会のこともあるし
どうしようと慌てる兄に妹が助け舟を出す。
祐介はオシャレに服を着こなせるよう
第一歩を踏み出した。
というお話。
オシャレ苦手でどうしようと思ってる人に
読んでほしいんだなというのが分かりやすい。
最初からバキバキにキメていくのではなく、
これなら始められる、
これなら着れる買えると思えるとこから
一歩ずつ進んでいってくれます。
なので、UNIQLOとGUが基本な感じです。
環ちゃんは無理せずお洒落を目指す学生なので
お値段安めで纏めてくれます。
そこでブランドを知りたいをカバーするため
祐介の同級生でお洒落大好き
服を買う為に働いてるというタイプの
女の子がブランドものを教えてくれます。
祐介は、褒められて浮かれて調子にのって
買いすぎて失敗したりと共感しやすい。
ただ、祐介のスタイルが悪くはないので
UNIQLOとGUで困らないという感じあり。
そこをカバーするように、
祐介と同じ服が着れない
太腿が太めとか痩せ型体系の
友達たちの悩みを聞く回もあります。
他にも
大学生デビューの男の子が
私服登校の為の服を買う服は
座って授業を受けるから
上半身を綺麗めにした方が良いとか
なるほどです。
祐介のお洒落も少しずつ進化させつつ、
祐介の上司だったり
祐介と環の父親だったり
他の年代の人のお洒落についても
描いてくれてます。
最初の最初は変わらない基本の着こなしですが
お洒落って変わっていくので
前半の巻に出てくる
“今の流行り” は “流行おくれ” なものも。
そういう、変化していって
お気に入りの服が販売されなくなったりして
慌ててくれる祐介はホント共感。
そういうのも環ちゃんが
上手に誘導してくれます。
男性の服選び漫画ですが、
女性でも当てはまらないわけではないので
参考になるなぁと思いながら
お洒落怖いと思ってる私でも
楽しく読んでます。