図書館の大魔術師 1巻
漫画、泉光
原作(風のカフナ)著、ソフィ=シェイム
原作訳、濱田泰斗
※図書館は“囗”の中に“書”です。
異世界ファンタジーモノ。
世界の書物を集め守る図書館で働く
カフナ(司書)のお話。
1巻は序章的物語。
泣きそうになりました。
村の図書館を使わせてもらえない
貧民街の耳長の少年は
姉と2人暮らし。
姉は弟を村の学校に通わせるために
必死に働いている。
少年は図書館でこっそり小説を読んで
いつか大冒険してる主人公が
自分を冒険に誘ってくれることを
夢見ている。
そんな少年がカフナのセドナと出会う。
少年はセドナが
自分が探してる主人公ではないかと思う。
しかし彼女は
少年に大切な本を貸してくれたが
連れ出してはくれない。
少年はセドナに泣きながら訴える
『いつか僕の前に主人公は現れますか…!?』
セドナは答える
『主人公は君だ!己の力で物語を動かし!!
世界を変えろ!!!
いずれまた会おう!新たな冒険者よ!』
7年後、少年シオ=フミス(13歳)は
カフナの試験を受けるために旅立つ。
で以下次巻。
ひたむきなシオ君に涙が溢れたよ。
これからが始まりなんだろうけど
綺麗なラストだったので
強烈に続きを読みたいというよりは
この1巻だけで浸ってたいと
思ってしまいました。
海外ファンタジー小説らしさがありました。
作中に出てくる人気冒険小説は
ジャンプの某人気海賊漫画と似てるので、
少年が夢中になるのも
自分を仲間に選んで欲しいと夢見る気持ちも
わかるなぁと思っちゃいました。
シオ君、頑張れ!