ループ7回目の悪役令嬢は元敵国で自由気ままな
花嫁生活を満喫する 1〜4巻
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/72/52ab41c00a8785a0dec9c94fec66efdb.jpg?1707218446)
15歳のリーシェは
漫画、木乃ひのき
原作、雨川透子
原作イラスト、八美☆わん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/72/52ab41c00a8785a0dec9c94fec66efdb.jpg?1707218446)
15歳のリーシェは
今まさに悪役の汚名を着せられて
断罪される瞬間だった。
しかし、彼女は7回目なので
あっさり受け入れ、色々と手が回る前に
持ち出せるものは持ち出して逃げ出さねばと
行動する。
1回目の人生では、
長々とした罪状など聞いてるうちに
両親まで伝達されて家に入れてもらえず
着の身着のまま通りかかった行商に拾われ
商人として生きて戦争に巻き込まれ死亡する。
すると断罪される瞬間にもどっており、
さっさと受け入れて家に戻り金目のものなど
用意して家を出たが、
行商は行ってしまった後というミスをしたが
商人だった時の経験を活かし海を渡り
薬師として生きる。
ある時は侍女になり、
ある時は男装して騎士になり、
やりがいのある人生だったが
どれも20歳になると死んでしまう。
そして、その原因は戦争であり、
その戦争を起こすのはガルクハインの
アルノルトによる皇帝(父)殺しから始まる
侵略戦争だ。
そんな7回目、
アルノルトに見染められて婚約者として
ガルクハインに連れていかれる。
リーシェは、全ての国を見たいという夢があり
唯一行けなかったのがガルクハインであり、
アルノルトのことを止められれば
20歳での死を回避することができるかもと
考える。
侍女の選定は自分でして、
庭に薬草などを植え、
結婚式の準備には1回目の人生で世話になった
これから大きくなる商団を指名して、
国を潤すため貧民の働き口を作るためにも
商売を始める契約したり、
ブラコンで偽悪的な義弟に誘拐されたり
(実は気づいててわざと誘拐されてた)
意思疎通が上手くいってない兄弟の橋渡しを
したり、
やれることを全力でやるリーシェを
面白いと思って好きにさせてるアルノルト。
アルノルトは優しくて強くて賢いのに
どうして戦争を始めるのか、
始めなきゃいけなかったのか、
何やら秘めたものがあるようで
なかなか踏み込ませてはくれない。
婚約者にしたくせに、
リーシェがいつでも自由になれるように
逃げ道を作ってる感じもあり
リーシェは困惑しつつも、
アルノルトを知ろうと奔走する。
そして、彼女が婚約したことで
コヨル国のカイル王子が
結婚祝いにやってくる。
カイル王子はリーシェが薬師だった時に
看病した王子で、
彼の顔色の悪さから病気の進行を心配する。
しかし、どうやって自分が調合した新薬を
飲ませたものかと思っていたら、
薬師の時の師匠がカイル王子に同行しており、
研究第一で興味を持つと何でも試す師匠が
リーシェが集めた薬草を見て興味を示す。
これ幸いと師匠の性格を把握してるリーシェは
上手いこと先生になってもらい
カイルにとりあえずの薬を
飲ませることができる。
(3〜6回目も師匠の性格を利用して
薬のレシピを送り、師匠に作ってもらい
カイルの病気を回復させていた。)
というところで以下次巻。
リーシェはアルノルトに惹かれつつあります。
アルノルトはリーシェに惹かれてるけど
踏み込みすぎないようにしてます。
リーシェが、今までの人生を上手く活用して
今まで関わってきた人たちを巻き込んで
うまいこと戦争を回避できるよう
アルノルトも幸せになるよう頑張るんだろうと
思われます。
あまりややこしいことはなく
分かりやすく痛快なので
読んでてワクワクと楽しいです。
このまま突っ走ってほしいな。