本日のバーガー 1〜2巻(全18巻)
漫画、才谷ウメタロウ
原作、花形怜
ハンバーガー漫画。
優秀な食品商社マンだった神宮寺慧が
脱サラして始めたのはハンバーガー専門店。
食品の知識と確かな舌と
世界中を飛び回っていたからこそ知っている
各地のバーガーの知識で
特別なハンバーガーを作り
色んな問題を解決へと導いてしまう
という漫画。
美味しんぼ方式。
ハンバーガーの常識ってなんでしょうね。
バンズで挽肉で作ったパテを挟んだもの
というイメージですが、
それだけではないんですよね。
キューバの
ステーキが挟んであるアンブルゲサ、
フォアグラやトリュフなどを挟んだ
ロッシーニ・バーガー、
アメリカのドーナツで挟む
ルーサー・バーガー、
ギリシャのピタで挟むグリーク・バーガー、
ニューオーリンズのポーボーイは
ザリガニをフランスパンで挟んでます。
元上司から会社に戻れと
お肉の卸業者に圧力をかけられ
肉が使えない時は、
大豆を使ったベジバーガーを作り、
料理バトル番組に出た時は
お題のクロマグロの大トロを使って
ライスバーガーを作る。
(これも上司の罠で勝てないよう八百長を
仕込まれているが、
審査員たちは票を入れたくても入れにくく
ギリギリの2位になる。)
あと、カルフォルニア・バーガーは
西海岸側のアボガドを使ったものと
東海岸側のトマトとレタスを使ったものの
2種類があるそうです。
ハンバーガーって、ほんと千差万別で
色々あるんだねぇ。
しかし、このペースで全18巻も
ずっと色んなハンバーガーが
登場するとしたら凄いなぁ。
何で何を挟むのか、
どんな食材を掛け合わせるのか、
調味料は何を使うのか
無限の可能性があるってことだね。
勉強になるわぁ。
商社マン時代の後輩ちゃんが
何かと店に来て聞き上手ポジションなんですが
そんなところよ美味しんぼっぽいです。
彼女の恋心に
神宮寺が全く気づいてないとこもね。
安心して読める漫画。
いや、飯テロ漫画ではある。