ホテル・メッツァペウラへようこそ 4巻
フィンランドのホテルが舞台の漫画。
漫画、福田星良
フィンランドのホテルが舞台の漫画。
4巻はクリスマスのお話。
フィンランドのクリスマスの風習や
クリスマスに食べる物が出てきて興味深い。
クリスマスにプレゼントを貰ったことがない
(当然、サンタにも)ジュンのために
色んな人がプレゼントやらカードやら準備
してくれてるのが素敵。
そして、それに気づいて
自分も何か準備しなきゃと
せっせと編み物を頑張るジュンは良い子。
そして、プレゼントって
どのタイミングで渡すのが正解なんだろうと
ソワソワするジュン可愛い。
そして、ジュンが母親を探してフィンランドに
来ていることに気づいたアードルフとクスタは
協力することに決めてジュンに伝える。
そして、ジュンのビザの期限のことも考えて
その時は一度日本に戻って取り直して
戻ってこればいいと言います。
『戻る場所』だと明言してくれたことが
嬉しいジュンは愛しい子だなと思います。
そんな感じで以下次巻。
しかし、日本にいた頃は
生きていくために悪い人の言うことを聞いて
いたようなので、
そこら辺が絡んでこないことを願います。
主人公だから、つい悪いことしてたといっても
本人が喜んでやってたわけではないし
今は一生懸命に働いてるしと
思ってしまいますが、
この子のせいで 苦しいことになった人も
いるんだろうと思うと それはそれで複雑。
いや、誰だって誰も傷つけずに生きてはいない
ですが、悪いことして生活してた人
というのはレベルが違うと思うので、
そこは主人公フィルターでいいのかなぁと。
でもジュンには幸せになって欲しいと
思うのも事実で複雑な気分になる。
そう思ってしまうぐらいに
今、幸せで温かい人たちに恵まれた環境にいて
ホッコリと可愛らしいお話が満載です。
ついでに、
表紙のクスタ、カッコいい。