治癒魔法の間違った使い方 1〜10巻
漫画、九我山レキ
原作、くろかた
キャラクター原案、KeG
異世界転生モノ。
今、アニメやってますが見てません。
なので、アニメより先の話もネタバレ
してると思いますので気をつけて下さい。
異世界転生モノも何か一捻りとなってる昨今、
この物語では
『治癒魔法』を自分にかけ続けることで、
倒れ知らずの体を鍛えに鍛えて強くなる
という本来の使い方からすると
“間違ってる使い方” で未来を切り開くお話。
なるほど、そうきたか!です。
主人公のウサトは、
スズネとカズキと一緒にいる時に
2人が勇者召喚で異世界転生されたのに
たまたま巻き込まれてしまう。
スズネは雷系の適性が、
カズキは光属性があり、
まさしく勇者。
そんな中ウサトは治癒魔法の適正が出る。
慌ててウサトを隠そうとする王様たちだが、
救命団団長ローズに見つかってしまう。
ローズはウサトにロックオン。
治癒魔法の間違った使い方で
カズキを鍛えに鍛えあげる。
魔王軍の侵攻を食い止めるために
出動するウサトとスズネとカズキ。
ウサトの治癒魔法の活躍もあり
何とか退けることに成功したが、
今後のことを考えて
他の王国に同盟を求める書状を
スズネ、カズキ、ウサトがそれぞれ持って
各国を回っていく。
3人には、それぞれ1人のお供がついていく。
ウサトは門番のアルク(実は実力者)。
さらにウサトは予知が出来る獣人アマコ、
ブルーグリズリー(モンスター)の子供で
ウサトのパートナーであるブルリンも
一緒に旅をする。
アマコは、母の病を治してくれる
治癒魔法使いを探しててウサトを見つけた。
ブルリンは、
使い魔として契約してるわけではなく
あくまで行動を共にするパートナー(対等)で
あることをウサトは大事にしている様子。
最初の国はスズネとカズキも一緒に行くが、
次からは別々に。
途中、休息のために立ち寄った村で
トラブルを解決するため戦った
ネクロマンサーと吸血鬼のハーフモンスターの
ネアが勝手にウサトと契約を施し
使い魔としてついてくることに。
そして次の国へ。
合理主義で偽悪的な王様は、
ウサトのことを調査済み。
同盟のことはあっさり承諾してくれたが
ウサトには城で1週間過ごして欲しいといい、
娘にもてなすように指示する。
彼女は何故か遮断された空間の中で
暮らしており、外の世界を知らないために
純粋無垢で少し間違った常識を持った
可憐な少女だった。
純粋無垢な彼女を悲しませないよう
ウサトは彼女に合わせて生活する。
彼女には何か身体的問題があって
自分に治してほしくて引き留められてるのでは
と考えるウサトだが、
彼女は治癒魔法ではどうにもならない
呪いを受けた身で
残り時間は少ないことが判明。
諦めてる彼女に
ウサトは何とかしてあげたいと思う。
というところで以下次巻。
ウサトは自己肯定感が低めで
お人好しで負けず嫌い。
そのため、厄介ごとを受けがち。
面白いんですが、スズネが苦手です。
なので、スズネと分かれての旅が始まり
楽しく読んでます。