wanikoの子供の頃住んでいたのは、海の側 魚の加工場や倉庫がスグ側にありました。6月くらいから当時は魚は木の箱に入っていたので女工さんたちが箱打ちつする音が響いてました。
wanikoの家の前は当時としてはめづらしく舗装道路でした。というのも根室港や花咲港で上がった魚を積んだトラックが走っていたからではと思います。あの頃はトラックに氷と水と魚が入っていてシートもかかっていなかったように気がします。だから、道路に石ころや棒が落ちていると魚が落ちます。早く拾わないと次に来たトラックに踏み潰されて腐って臭うしハエが一杯くるんで拾うのが子供の役目でした。小学校2年生くらいまでの話ですが。
秋刀魚やスケトウダラなんてのもありましたね~でも、朝4時とか5時頃のなんです。この作業は遅くとも朝6時には終了(^_^)v
そんな秋刀魚は、当時一緒に住んでた母方のおばあちゃんが開いて、上の写真のようにみりんとしょう油に1~2時間つけて干すんです。(1~2時間くらい風に当てるカンジです。)ソレをなぜか「カマクラ」って呼んででいたんですよね。妹に確認しましたが「そうそうカマクラ」って…正式な呼び方はおそらく≪みりん干し≫なんでしょうが(?_?)
冷蔵庫もなかった頃なのに秋刀魚は箱買いでしたね~最初は塩焼き、確か外で七輪で焼いていたような気がします。煙が出るとか言って、(今だと贅沢 笑)そして、例の≪かまくら≫作って、蒲焼になってさらに骨までトロトロの煮付け…最後は究極の秋刀魚の糠漬けですよ~保存食ですからカナリしょっぱいんですが、冬に糠から出すとペッタンコなった秋刀魚お茶漬けとかで食べましたね(シミジミ)
あの頃は、秋刀魚料理が1週間続くなんて普通だったような気がします。今そんなことしたらブーイングですよね~新鮮さをキープできないから色んな手を使って食べさせてくれた母や祖母に感謝ですよね(*^。^*)う~~ん今ならエコ♪ でも当たり前だったんだよね~生活の工夫…ちょっぴり思い出して挑戦しようと、秋刀魚見ながら思ったwanikoでした。