まず読み始めたのが、井坂幸太郎の「終末のフール」
終末のフール・太陽のシール・籠城のビール・冬眠のガール・鋼鉄のウール・天体のヨール・演劇のオール・深海のボールの8章です。
読んでいくと~いつもの井坂節が…ない!
その謎は、読みえて解説で解明。。。小説スバルに連載~担当者に「ミステリーではないものを…」って依頼されたそうです。
ミステリーではないものと悩み「伏線も何もなく、唐突に結末がやってきたら~」そんな結論で書き上げたそうでぇ~~そっかぁ~いつもの伏線やあの方が登場しないかしら…なし(T_T)
でもね、終末のフールは人生のルールだと解説の吉野仁氏は語り、後3年の命と告げられようと、それでも人は生きていく。
豊潤な人生(ラッシュライフ)を求めて。と閉めるのですが~こうきたら帰宅後から≪ラッシュライフ≫再読に走るwaniko(笑)
井坂読書は、6日の10時30分羽田空港に到着とともに終了し続いての移動時間に開いたのが…東野圭吾著「犯人のいない殺人の夜」
こちらは短編集7つのお話が~1話目「小さな故意の物語」題名がすごい「小さな恋の物語」に引っ掛けてる~^^;
親友が死んだ、枯葉のように校舎の屋上からひらひら落ちて。。。。
この話。どの話も犯人がいないのに殺人!?もしかしたら、私の一言が、行動が殺人に繋がるの…
そんな恐ろしさが ヒシヒシと。。。ワクワクするので、帰りの飛行機の中で読もうと2話読んだところで中断。
ONちゃんとの待ち合わせは~スタバでキャラメル マキアートを飲みながら梨木香穂さんの≪エンジェル エンジェル エンジェル≫ をば…
寝たきりに近いおばあちゃんの深夜のトイレ当番を引き受け熱帯魚を飼うことを許されたコウコ。
コウコとおばあちゃんとの会話、そして、少女時代のおばあちゃんの切ない思い出が交錯する短い物語なのですが~
あっと言う間に読み終えました。すっ~と心に入り込む梨木さんの文章は、脳裏にスッとその情景が浮かぶのです。
目は文字を読んでいるのですが、目の奥の方では水槽の中で泳ぐエンゼルフィッシュ。。。不思議な感覚です。
今回もしっかり読書を楽しむことが出来た旅行なのでした♪♪
欲を言えば、もう1冊持って行くと良かったなぁ~=^_^=