燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

試練の敗戦

2017-05-07 20:07:00 | 我が母校
GW最終日、地元の野球チームの大田区大会一回戦と重なり、神宮に到着したのは、3回裏の法政の攻撃中。地元の野球チームの勝利を受けて、こちらも先勝と行きたいところだったが…。

着いた時には3-1で慶應義塾リード。先発の左腕・高橋佑樹君が、毎回ヒットによるランナーを許すも、失点を2回裏の1点に止め、勝ちパターンの展開だった。そんな中迎えた7回表2アウト満塁のチャンス。迎えるバッターは4番岩見君。カウント2-0まで追い込んだものの、ファール2本の後インコースのスライダーを見逃し三振!昨日もそうだったし、立教戦の2戦目までもそうだったが、岩見君は一発は有るけど、どうも勝負強さに欠ける。郡司君・清水君が揃って調子がいいだけに、自分が監督なら、5・6番の打順を繰り上げ、岩見君を6番に下げてるけどな。



すると、試合の流れは法政に傾き、その裏先頭バッターがボテボテのセカンド内野安打。点差は2点、送りバントは考えにくい場面で、慶應義塾2番手の菊地君としては、次のバッターを全力で打ち取りに行かなければならないところ、カウント3-1から一度もバットを振ることなくフォアボールで出塁を許す、最もやってはいけないパターン!さらに、2人ノーアウトのランナーが出たということで、法政ベンチは、バッター船曳君に迷わず送りバントをさせる構え。送りバントなんだからストライクを投げてやらせなければならないところ、なんとワイルドピッチ!!法政が労せずしてノーアウト2・3塁のチャンスを迎えることに。これで一気に試合の流れが変わり、ストライクを取るのに汲々の菊地君の真ん中近くの真っ直ぐが連打されて、この回一気に4点で、勝負有り。
ああなる前に2失点で止めるためには、ノーアウト2・3塁の段階で、ベンチが動く(ピッチャー交代する)べきだったでしょう。

その後、慶應義塾打線が意地を見せ、8回表1点返してなお2アウト2塁の場面、河合君のレフト前ヒットでランナーがホームに突っ込むも、昨日同様タッチアウト。ああいう場面のホーム突入は、相手のミス待ちだが、大事な場面で相手もなかなかミスはしてくれないものだ。
最終回、慶應義塾注目の新人、北海高校の夏の甲子園準優勝投手・大西君が、1アウト1塁の場面で神宮初打席に立つも、あえなく空振り三振。



そのまま、4-5でゲームセット。

この試合、終盤の大事な局面で、関根君と高橋亮吾君を投入しなかったのは、明日の第3回戦を意識してだと思うんだが、はたして吉と出るか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする