むらっちん!

おぉ!
光陰矢のごとし。
季節が過ぎていくのは早いなぁ。
田舎の大ネズミが料理講座で日々改善・奮闘する日記。

鹿とむらっちん!

2013年12月08日 07時40分09秒 | 画布(旅日記・風景)
体内時計が元に戻ってきたむらっちん!です。
遮光カーテンしていても、日の出の頃にちゃんと目が覚めるのは不思議ですね。
山陰、九州、四国とだんだん東に来ると目が覚めた時の体のずれた反応も面白いです。


さて、奈良の2日目、鹿寄せの話からですね。


宿で茶粥の朝ごはんを軽く済ませて奈良公園へ向かうと、人垣が出来てます。


スタッフがホルンを吹いて鹿を呼びます。


すると…

林の奥の方からゾロゾロわらわら。


バラバラっとスタッフが餌を巻くとワサワサっと皆が食べます。



むらっちん!も宿でもらった引換券で鹿せんべいをもらって、あげてきました。



okapiさんもモテモテです。



iPhoneを手に持ってたら鹿せんべいだとおもわれたみたいで、ベタベタになりました。
コートもやっぱり、せんべいよこせって鹿に引っ張られたり、ツンツンされたりして鼻の跡がついてます。(^^;;



観光客の手持ちせんべいが尽きると分かるや否や、去って行く鹿たち。
せんべいの切れ目が縁の切れ目。


むらっちん!たちも興福寺の阿修羅像を見に行ったのでした。




興福寺の像とかは撮影禁止だったので、写真はないのですが、車に戻る途中に右近の橙がなってました。

金柑かと思って近付いたら橙と札がありました。
かわいい実が、葉の緑に映えますね。



ここからは大神神社を目指します。

その途中で白玉屋 榮壽で抹茶で一息です。

前日、調子が戻り切ってなくて、早く疲れてしまったむらっちん!が休みたいって言ったのに、okapiさんがスルーしてケンカになったので、その分、ここで寄ってくれたのでした。

小腹がすいていたので、最中付きなのがちょうどいいです。



このお店のところに、大きな鳥居。
三輪山がご神体の神社、山とのバランスが丁度いいそうです。
けど、真下から見たのでは、ね。
せっかくのバランスもわかりませんでした。



平日なのに、そこそこ参拝者がいる参道。
本殿に行ってからそのまま狭井神社へ。

お賽銭をあげて、お水を分けてくださいと挨拶します。


ここはお水を汲むことができて、

ちゃんと滅菌されたコップが置いてあります。


喉が渇いていたので、まずコップで一杯。

あれ?
なんだか胃の腑に染み渡るような…

全快しきれないお腹から力が湧いてくるようです。
じんわりじんわり、湧き上がってきます。
不思議。


参道の看板には、病気快癒、足腰健脚などとあったと思います。
夏に脚の手術をしたむらっちん!の母にもって来てたボトルをokapiさんが汲んでました。
生水だから母はそのまま飲んでくれるだろうか、と思いながらむらっちん!はボタンを押して水を出してました。

咳喘息でゲホゲホしてるから、そっちにも効いてくれたらありがたいです。

更に、珍しく、健脚の神様だから、脚のお守りも、って。
普段スピリチュアルとか信じないとか言ってるのに、okapiさん、この旅で何かあったのでしょうか。


この後はお昼を食べて、長谷寺にいく時間があったので、そんなに長くいられませんでしたが、この狭井神社はとても居心地のいい空気に包まれた神社だったので、もう少し境内にいたかったです。
次にいく機会があれば、今度はお山にも登ってみたいです。


お昼は、なんだかいかつい手打ちうどん屋さん、ぶれーど・う

道っ端にあって、こんな店舗。
通り過ぎてしまいそうです。

メニューは手書き。

無断駐車お断りのところには、勝手に止めたひとは口からうどんが出るほど食べさせます。
とか。
裏メニューとか書かれてたり。
面白いです。



選んだのはシンプルにかけうどん。
素直に、美味しい。
だしはどうに混ぜてるんだろうっていうような、透き通ってていりこガッツリでも、鰹がんがんでもない、味。
かけだから、柔らかいかなと思ってたけど、しっかりした麺がいい。(*^^*)

かなりのボリュームに感じました。
これ、夏に冷たいのを頼んだらスッキリめっちゃ美味しいだろうな。



さて、お腹もいっぱいで、長谷寺に行きました。


緩やかな階段を登り


綺麗な葉を眺め


舞台から

町というかお寺の建物と

本堂を眺め



特別参拝。

入り口で、お清めの塗香をもらい、観音様とのご縁を結ぶ五色線を付けてもらいました。

いざ、十一面観世音様のお堂に。
撮影禁止なので画像はありませんが、お堂に安置されてる十一面観世音様の足に触れてお願いごとができるんです。
12月8日だかその辺でしばらく特別拝観はなくなってしまうそうで、ここでもなんか、触ってけ、と言われてる気がして入ってきたわけで。


2人とももうすぐ夏に受けた試験の結果が発表されますから、是非合格通知を、とお願い。
一緒に頑張った友達と乾杯したい、と思って。


で、結果はまだ少し先でわからないのですが。
ここでもokapiさん、何やら手応えを感じた模様。
むらっちん!が思っただけではなく、何かの力が満ちていた、そうです。


このひと月、ずっと歴史の長い神社仏閣プラス神話の里巡りだったもんね。
なんとなく、厳かな気になったり、そこに満ちる空気は嫌でもわかるようになるよね。


さて、そんな風に長谷寺も無事お詣りする事が出来て、この日の宿に向かったのでした。

続く。