木曽越峠の仙人日記

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ジャガイモの薬効

2020年05月28日 05時22分50秒 | 薬草

5月28日

「ジャガイモ」、ナス科

生薬名 : 馬鈴薯澱粉 (バレイショデンプン)

塊茎から得られる澱粉。



「和名」、ジャガイモ

ジャガタライモの略形、オランダ船により(ジャカルタ)から

持ち込んだことによる。



薬用部位と採集

地上部が黄変した後収穫、磨砕し澱粉乳を沈殿させて

澱粉を採る。



薬効

補気、健脾、消炎

薬理作用
「ジャガイモの毒性」

新芽や小芋に含まれるソラニンは溶血作用が有り

発熱、嘔吐、頭痛などを生じる、しかし、この成分は

熱によって破壊されるので中毒の発生は稀である。



薬用法

消炎薬として、耳下腺炎、湯による火傷に用いられる。

ジャガイモ2~3個を擦りおろし、土鍋で煮詰め鍋の底に

残った黒い汁を、毎夕小さじ一杯飲むと

胃潰瘍、十二指腸潰瘍、アレルギー体質の改善に効き目がある。



このほか、幼児の栄養不良や下痢症に効果かあり

喘息、高血圧、腎臓病等にも良い。

食用
食用として食卓の惣菜に、又、でんぷん、飴、アルコール

焼酎などの製造原料に重要な植物である。

参考文献     日本薬草全書



我が家のスイカ小さな実が付き始める。



ブルーベリーの果実大きく成り始めた。



てんこ盛りに付いた、ブルーベリーの果実

ジャガイモをはじめ、畑の作物は順調に育っている。

コメント
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