言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

民意原発0%明確!電話アンケートの嘘!

2012-08-25 22:25:51 | 言いたいことは何だ
 
福島第一事故から1年と約半年、一連の出来事を通して日本国民の意志が固まりました。 
 
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   今までで最大で最新、のパブリックコメントの集計で脱原発を支持する人が90%。
 
しかも、2030年を待たずして即時0%の脱原発を支持する人が81%だと言うのです。
 
上記は、今朝の朝日新聞の一面トップ記事ですがグラフの比較が重要です。 電話調査による集計では
 
政府の意向に近い2030年15%の支持が0%の33%の半分も在ります。そしてそれ以外は
 
いずれの調査も0%が圧倒的だと言う点です。 
 

  問題点の明確化



  今まで多くの調査でNHKを始めとするマスコミはRDDと称するコンピュータで発生させた無作為
 
電話番号によるアンケート集計結果を民意としてあたかも金科玉条の如くに公表してきました。 
 
  今回の大規模なエネルギー政策パブリックコメント募集で、民意との大幅なずれがある事が
 
顕在化した事になります。
 

  電話調査の検証



  ご存じの通り現今、家庭に固定電話を所有する世帯は決して標準的世帯ではありません。
 
国民の大半は携帯電話を所持し、また多くがインターネットを介したIP電話やスカイプなどの
 
通信形態にシフトしているのです。そんな時代に前世紀の遺物にひとしい固定電話によるアンケート
 
調査は、郊外に一軒家などを持つ高齢者富裕層の超保守層に限定されるのです。しかも、
 
アンケート集計時間帯は昼間午前9時から午後7時とう、若年層や供働き世代は到底応答出来ない
 
時間帯に絞ってアンケートを取り、これを集計しても、その様な偏った集計が全く意味を成さない事を
 
承知で、敢えてこの様なアンケート集計にこだわるマスコミ報道には嫌悪感を越えて反社会性を
 
実感します。 
 

結論、もはや電話アンケートは調査手段としての要件を全く喪失してしまっているのです。



 だから、電話アンケート調査は政府や企業にマスコミなどの利益誘導型世論操作の時代後れで
 
姑息な手段になっており、現実の民意はその集計と全く反対の物であると言うことなのです。  
 
 というわけで、下は原発稼働を即時 0 にする事が明確な民意である事を報じる東京新聞の
 
ネットニュースです。
 
 

原発ゼロ 民意鮮明 意見公募経過89% 意見聴取会81%



2012年8月23日 07時04分  http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012082390070419.html?ref=rank
 二〇三〇年時点の原発依存度をめぐる国民的議論の結果を検証する政府の第一回専門家会合が二十二日開かれ、パブリックコメント(意見公募)の集計経過や、意見聴取会のアンケート結果が報告された。それぞれ89・6%、81%が原発ゼロ案に賛成。国民同士で議論して意識の変化を調査する討論型世論調査(DP)は事前に32・6%だった原発ゼロ案が最終的には46・7%に拡大した。いずれも原発15%案や20~25%案を圧倒しており、「原発ゼロ」の声を無視できない状況に政府を追い込んでいる。 (山口哲人)
 政府が今後のエネルギー・環境戦略に反映すると位置付けるのは、意見公募や全国十一都市で開かれた意見聴取会のほか、DP、報道機関による世論調査など。原発ゼロを願う民意の大きなうねりは明確なデータの裏付けを土台にして、揺るぎないものとなった格好だ。
 意見公募では、約八万九千件の意見が寄せられ、うち約七千件の分析が終了。81%が即時の原発ゼロを求めたほか、8・6%も段階的な原発ゼロを訴えた。
 意見聴取会で来場者約千二百人を対象に行ったアンケートでは、「その他」意見を除くと原発ゼロ案支持が81%。会場での発言を希望した人への調査でも68%が原発ゼロ案を選択した。
 DPでも、電話調査時には32・6%だった原発ゼロ案が、議論などを経て最終的には46・7%に伸びた。15%案を最も評価したのは15・4%、20~25%案は13%にとどまった。
 この日の会合では、各種調査による意見や情報をどう解釈するかを議論した。田中愛治・早稲田大教授が、意見公募について「強い意見を持つ人が出すので、(比率は)偏る可能性が高い。世論調査が(本当の)国民の縮図なのでは」と指摘する場面があった。
 だが、小幡純子・上智大法科大学院教授は「意見公募は世論調査とは違って誰でも意見を出せ、国民参加が保証されている」と反論。
 今後、二十七日の専門家会合を経て、九月ごろに開くエネルギー・環境会議で政策を決定する見通しだ。鮮明になった民意を政府がエネルギー政策にどう反映させるのか。国民は厳しい目で見つめている。
(東京新聞)

クダらない野田緊急会見 李明博をマネて支持率アップ狙ってアホ丸出し:模型飛機さんからの転載記事です

2012-08-25 21:43:19 | 言いたいことは何だ

クダらない野田緊急会見 李明博をマネて支持率アップ狙ってアホ丸出し



クダらない野田緊急会見 李明博をマネて支持率アップ狙ってアホ丸出し
(日刊ゲンダイ2012/8/25)

「ばかやろー」とテレビに叫んだ人も多かったはずだ。きのう夕方の野田首相の臨時会見。「領土問題について」という予告はあったものの、何か特別なことを言うのかと思っていたら、従来の政府の主張を繰り返しただけのクダらない内容だった。テレビ東京以外の全テレビ局が会見を中継していたが、とんだ電波ジャックだった。




会見をテレビで見ていた元外交官の天木直人氏がこう言った。
「ひどい内容でしたね。民放テレビも、会見の途中で次々と映像を切り替えてしまった。中継するに値しない内容と判断したのです。テレビにもバカにされる意味のない会見でした」
しかも、透けて見えるのが野田の薄汚い打算だ。
「竹島に上陸した韓国の李明博大統領は、日本へ対決姿勢を見せることで、支持率が急上昇している。中央日報の世論調査で、25%だった支持率が竹島上陸で35%にハネ上がった。野田首相も総選挙が近いだけに、同じパフォーマンスで、支持率アップを狙ったんですよ」(永田町関係者)
◆そもそも2人のケンカはレームダック同士のデキレースの声
2人はレームダック状態で似た環境。もしかしたら、ウラで手を組み、相談しながら、子どもじみた田舎芝居をやっているのかもしれない。不人気行き詰まり政権は、批判を外に向けるのが常套手段だが、ある政治学者は「デキレース」と指摘している。
それだけに、こんな会見で支持率が上昇すると思ったら、大間違いだ。
「野田首相が、人気取りを考えて会見をするなら、李明博大統領の竹島上陸直後ですよ。今ごろやっても、遅きに失している。そこが野田首相の外交センスのなさです。事なかれ主義の外務官僚に丸投げしているから、後手後手の対応になり、注目もされないのです。竹島問題は、今の日韓政府がやり合っていても解決策も進展もない。どうしても野田首相が支持率を上げたいのなら、“私は退陣する、その代わり李大統領も退陣しろ、領土問題は新しいリーダーに託そう”と大胆なことを言うしかなかった。しかし、“遺憾の極みだ”“看過できない”などと当たり前のことしかしゃべれないから、野田首相は無能なのです」(天木直人氏)
アホ丸出しの野田に残された道は、竹島上陸しかなくなってきた。

            (mokeihikiさんの許可を得て転載しました)

再稼働を容認した人たちが政権の中央にいる:小出裕章氏

2012-08-25 21:33:40 | 言いたいことは何だ
8月22日(水) 大阪MBSラジオ たね蒔きジャーナル 小出裕章氏 音声11分
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=HmzzDwzx4dM
 
水野アナ(53歳)
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毎週金曜の総理官邸前で抗議行動を呼びかけている
メンバーと野田総理が面会した.
野田総理は「中・長期的には脱原発を作っていく」
と言ってますが?

 
 
小出裕章氏(63歳):
イメージ 2私は政治には全く期待をしないとお伝えしてきた.
野田さんにも全く期待をしていません.
彼は,
大飯原発の再稼働を容認した張本人です.
原子力村は未だに無傷で生き残っている.

 
東京電力だって株価がゼロになったわけではありません.
会長/社長/重役未だに十分豊かに生活をしている.
それを許してきた人たちが今の政権の中央にいるわけです

 
水野アナ:近藤さんは,いかがですか?
 
近藤氏(67歳):「サンデー毎日」編集長
イメージ 3野田さんは,消費増税を3党合意でやったわけで
次の総選挙で,脱原発を掲げても
自民党が脱原発で有り得ない以上
野田さんが,原発をやめるなんて口先で言ってるにすぎないと思う

----引用終----
 
苦情はこちらへ↓
野田首相(千葉県4区)のHP「お問い合わせ」
8/9(木)からHPを閉鎖中です 
http://www.nodayoshi.gr.jp/
野田首相(千葉県4区)船橋選挙事務所
http://www.nodayoshi.gr.jp/jimu/inpages/jimu_kouenkai.html
細野環境相(静岡5区)ご意見 http://www.goshi.org/
枝野経産大臣(埼玉5区) 
http://www.edano.gr.jp/
藤村官房長官(大阪7区) http://www.o-fujimura.com/
仙谷由人政調会長代行(徳島1区) http://y-sengoku.com/

食糧危機の足音

2012-08-25 20:36:42 | 言いたいことは何だ
食糧危機の足音
http://www.funaiyukio.com/money2/
 
 「2030年までに地球が二つ必要になる」、世界自然保護基金(WWF)は警告を発しました。
 

 WWFのレポート「生きている地球」によると、2007年のデータをもとに分析したものによれば、「世界の人々は地球の環境を無視して地球の資源を消費しすぎている」というのです。
 

 世界中で異様なまでの乱開発と資源消費が続いています。WWFは、現在世界の人々は、地球環境が持続的に支えられる限界を50%も超過する消費生活を送っていると言うのです。仮に、世界中の全ての人々が米国人並みの生活をすれば、地球は二つどころが4.5個も必要になると指摘、そしてかろうじて中国人全体を見ての平均的な生活水準を全世界の人々が行うのであれば、今のところ地球は一つで足りるということですが、この中国人一人当たりの資源の消費量は過去2年で3割以上増加しているということです。この勢いは止まるわけもなく、まさに地球全体は危険ゾーンに向かって走り続けていると言えるでしょう。そして昨今の異常気象をみると、その悲鳴を「生きている地球」が人類に発しているようです。
 
食糧危機はじわじわと近づいてきている!?
  とにかく人類は地球が本来持っている生産力を超えて原資を食い潰しているのです。

  WWFはこのままいけば、地球上で壊滅的な環境破壊が起こり、その衝撃は経済危機の比ではない、と指摘しています。

  ところが世界中はそんな警告にはお構いなし、各国自らの国民の生活向上のために一生懸命日夜奮闘です。「環境が破壊されるから生活水準を落とせ」などという主張が、人々の共感を得られるわけがありません。「決定的な悲劇」が訪れなければ、人類全体が「環境保全」という意識を共有することなどできようもないでしょう。

  そしてこの「決定的な悲劇」がじわりと近づきつつあるようです。人々は何となく変調をきたしている地球環境の変化を感じているものの、まだ状況が壊滅的にはなっていないので、危機感がピークに達しているという段階でもありません。しかしながら、我々が目にする日々のニュース、そして日々刻々と変わる資本市場、特に穀物市場の中に大きな変化のマグマが見て取れます。

  世界中の人々が真に危機を感じないのであれば、市場が暴力をもって人々の前に恐ろしい現実を突き付けることでしょう。静かな相場の流れがやがて大きな激流となって世界を覆い尽くすのです。

  世界には主要作物というものがあります。年間約6億トン近い生産高をほこる、コメ、小麦、そしてトウモロコシです。これに大豆を含めると年間20億トンの生産量になりますが、これらは世界の全ての食物生産量のおよそ半分を有しているのです。バラエティー豊かな様々な食べ物に囲まれて我々は生活しているような気になっていますが、実はこの主要4つの作物は世界の食糧供給のキーなのです。

  そして現在、コメを除き、この小麦、トウモロコシ、大豆の価格の異常な急騰が止まらなくなってきたのです。あの2008年、狂乱の価格と言われた商品の史上最高値をすでにトウモロコシと大豆は抜いてきました。1ブッシェル、トウモロコシは8ドル、大豆は17ドルと驚くべき価格になってきたのです。10年前の常識では、トウモロコシは2ドル、大豆は5ドルというのが当たり前の感覚だったのです。

  2008年の狂乱した商品相場の高騰時には、WTIの石油価格は149ドル(現在は90ドル)まで達していました。

  トウモロコシと大豆はその時の狂乱価格をあっさりと抜いてきたのです。しかも現在の世界は景気後退懸念から、商品相場全体は低迷して下落基調にあるのです。その商品安の時にあって、この主要穀物の暴騰状態は決して投機などではありません。完全なる供給の不足がもたらしているもので、これでは今後、さらなる価格の上昇が予見され、その影響がどのようなものになっていくかまだ分からないのです。

  現在、世界中がこの穀物価格の驚くべき高騰に悲鳴を上げていないのは、タイムラグの関係で影響が及んできていないからに過ぎません。2008年に世界中で起こった食糧を求めた暴動、そして昨年、「アラブの春」といってチュニジアから始まってエジプト、リビアと政変をもたらした原動力はこの食糧高騰が引き金だったのです。
 
世界中で巻き起こっている異常気象
  前述したように、世界中の人々の豊かな生活を求める気持ちは抑えようもありません。
 

 そして、中国やインドや東南アジア、その後はアフリカ諸国までが発展していく勢いは止めよもないのです。先進国だけが豊かさを許容するという時代は終わりました。70億人という現在の世界の人口は増える一方ですし、それに対応する地球上の資源は全く足りず、結果として世界各地で争いは絶えません、皆が生きていくためには乱獲を許容し、とにかく生きるために資源を確保するしかないのです。そして「生きている地球」が、この人類の宿命的な動きにまさに警鐘を鳴らそうとしています。
 
  昨今の異常気象を見てください。もはや異常気象などというものでなく、異常こそが常態であって今後のこのような気象状態は収まるのではなく、加速していくと感じないでしょうか? 昨年はタイの洪水でタイ中が水浸しになりました。あんなことがあるのか、と驚いたと思います。現在、世界の食糧供給基地である米国は熱波に襲われ、何と国土の6割が干ばつ、60年ぶりの異常事態です。ビルサック農務長官は事実上の非常事態宣言を発しました。

  またひるがえって、日本の連日のこの暑さは何でしょう? 今年冬の激しかった寒波からあっという間の熱波、日本から春と秋は消え去るかのようです。しかしこんなことも日本ではもはや年中行事でまたか、という感じです。竜巻によって日本国内で死者が出るなど考えも及ばないことで、昨今の出来事は従来の日本人の想像を超えています。先日の九州の異常な豪雨もしかり、映像で見た川の氾濫に恐ろしさを感じた方も多かったでしょう。明らかに何かがおかしい、その異常性が昨年の地震も引き起こしていると言えるでしょう。

  現在の世界的な異常気象は米国の干ばつだけではありません。当然のことながら世界中で農業被害が後を絶たなくなってきたのです。
 
  豊作を伝えられていたロシアの小麦生産は、何と干ばつで2割減ということです。インドはモンスーンの時期なのに、雨が降らずサトウキビが不作、砂糖価格は上昇です。一方ブラジルでは、豪雨が続き、このためコーヒー農家で収穫ができず大被害、コーヒー価格は上昇中です。欧州も北部で豪雨が相次いでいます。英国やスウェーデンやアイルランドでは6月の降雨量が過去最高となりました、このためビール原料の大麦が大被害です。一方、欧州の南部は熱波に見舞われています。イタリア東部から黒海、ウクライナにかけての穀倉地帯は、7月に異常な高温となり、平均気温は平年を5度上回って35度以上、やはり小麦やトウモロコシが大きな被害を受けているのです。

  今年の場合は春先から大豆の価格が高かったのですが、これは南半球、特に世界最大の大豆産地である南米が夏(北半球の冬)に50年ぶりの大干ばつに襲われて、大豆が極端な不作になったからです。また中国も現在酷い洪水に襲われています。一体、世界中で従来通りの気象状況であるところがあるのでしょうか? 異常が恒常化して今後世界の農業生産はどのような影響を受けていくのでしょうか?
 
  干ばつが激しい米国の各州では車の洗車は禁止、さらに酷いところでは、プールの注水も禁止しました。家の前に水をまくことも禁止です。まさに水を使うなというわけです。

  問題はこれら、異常な気象状況が起こったのは、わずか1ヵ月半前からで、この時は世界中、現在のような熱波や干ばつは全く予期していなかったのです。その証拠に、現在急騰しているトウモロコシや大豆などは豊作が伝えられて価格は大幅下落中だったのです。現在8ドルしているトウモロコシなどは今年は豊作予想で、いずれ余ってくるということで、5ドル割れに陥っていくのは必至であるという見方が大勢でした。ですから、変化が起こったのは、この1ヵ月半のことで、突然の異常気象で状況が一変したというわけなのです。気象の専門家をはじめ、誰もこのような異常気象が起こることを予想していなかったのです。
 
  投資家ジム・ロジャーズは、農業従事者が超高級車を乗り回す時代がやってくる、と予言しています。世界中が驚くべき食糧難に陥っていくと警告しているのです。

  「国債を刷れ!金融を緩和しろ!」不況脱出の手立ては世界中一緒です。借金に借金を重ねて、マネーを刷りまくってデフレを解消しろとの大合唱です。

  現在、投資対象が無くなっているマネーは、一斉に日米独など安全資産とされる国債に殺到しています。今やマイナス金利でも、国債に投資するというのですから驚きです。

  相場の世界は非常に移りやすいものです。一たび流れが変わってその膨大な資金が儲けを求めて穀物に本格流入したらどうなっていくでしょうか? 本当のインフレが起こる時は供給が足りない時です。そしてトウモロコシ、大豆、の在庫は驚くべき速度で減少しているのです。もはや1ヵ月分しかありません。いったい今後どうなっていくのでしょうか?

  日本はトウモロコシの輸入は世界一で、ほとんど米国に頼っています。米国からの輸入比率はトウモロコシが90%、大豆は66%です。

  米国のビルサック農務長官は今後について、「輸出は減少するだろう」と明言、「現時点では減少幅は小さい」と言ったものの、「状況次第だ」と本音ももらしました。

  飽食の時代の終焉が近づいています。コメが余っているなどと涼しい顔をしている時期はもう長くは続かないでしょう。食糧価格が急騰してパニックが訪れてから、人々は何が起こったのか、そしてそれがどんなに深刻なものかを知ることになるでしょう。

不公平な議員特権をおかしいと思う・・・・? :土佐文旦さんからの転載記事です。

2012-08-25 13:51:36 | 言いたいことは何だ

不公平な議員特権をおかしいと思う・・・・?









★先代の林家正蔵(彦六)という落語家は曲がったことが大嫌いの頑固者で、数多い逸話もどこかおかしい。その一つに浅草や上野など、どこの寄席に通うにも地下鉄の定期券を使ったが、私用のときには必ず切符を買った。


★理由が振るっている。いわく「定期券は仕事をする人のために割引になっているので、遊びに行くときにまで使うものではない」(昭和の藝人 千夜一夜」矢野誠一著)。律儀にもここまでくると芸の域ではないか。


◆反対に、笑えない乗車証の使い方もある。すべての国会議員に支給されている私鉄や路線バスの無料パス。衆参両院が、私鉄と路線バスの協会に9月末で返上することをようやく決めた。


◆全国の私鉄で利用できる無料パスは終戦直後の1946年、議員に鉄道整備などの必要性を知ってもらおうと支給が始まった。しかし時代は変わる。協会はここ約20年にもわたって、廃止を両院に口頭で求めていたという。


★「正式な要請ではない」と対応しなかった両院事務局も怠慢だが、議員諸氏はどう考えていたのか。議員には月額100万円の「文書通信交通滞在費」が支給される。消費税増税を言う時代が来る前に、「二重取り」を疑う議員はいなかったのか?


★パーティーの誘いも会費制のみ出席し、「御招待」は欠席した落語家をめねよとまで言うまい。だが不公平な議員特権をおかしいと思う、普通の感覚まで失っては胸のバッジが泣く。