言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

大雪が発する「原発ホワイトアウト」からの警告。地震だけではない、雪によるメルトダウン

2014-02-19 06:49:41 | 言いたいことは何だ




 
 
 



 
 
17 時間
原発ホワイトアウト読まれましたか?
最後のところ、まさに大雪で送電線が倒れて、
再稼働した原発が電源喪失でメルトダウン。
住民が雪で逃げられず、
情報も入ってこないところで終わっています。
今回の関東大雪害は原発再稼働に対する重大な警告なのです
 



 
収録 http://rpr.c.yimg.jp/im_sigghevfPIGiCuqgwEhcqUxCdA---x280-n1/amd/20140205-00032349-roupeiro-000-4-view.jpg
小説「原発ホワイトアウト」
霞ヶ関の現役官僚による内部告発小説として18万部を超え、2013年のベストセラーになった『原発ホワイトアウト』の著者、若杉冽さん。既に、所属先の官庁内で「誰が書いたのか?」と犯人探しが始まっているという。
「怖くないですか?」と聞くと、「自分以外にも書きそうな奴は霞ヶ関の中にも何人かいるので」と笑いながら返ってきた。しかし、一方で報復人事などが個人に跳ね返ってくる可能性は否定できないと一瞬顔を曇らせた。
小説は、一昨年12月に行われた衆議院選挙後のニッポンを舞台に、原発再稼働を虎視眈々と狙う電力業界、経済界、政界のトライアングルを克明に描いた内容になっている。犯人探しが行われるという事は、内部告発小説として、あまりに“真を食っていた”ということなのかもしれない。小説の中に出てくる人物の一部は、明らかに、実在する人物を連想する描き方になっている。
例えば、脱原発を訴える山本太郎参議院議員を思わせる人物は「山下次郎」。原発利権の存在についても指摘する等与党内で一匹狼として闘う自民党の河野太郎衆議院議員を連想させる人物は「山野一郎」。さらに、再稼働に向けた安全審査の申請を出したい東京電力に対して、事故が発生した場合の安全対策の不備を鋭く追求していた新潟県の泉田知事を思わせる人物は「新崎県、伊豆田知事」。
若杉氏は、なぜ自身の立場があやうくなるかもしれないリスクを背負ってまで内部告発小説を世に出そうと考えたのか?じっくりと聞いた。
堀:
どうして、自らの立場を危うくしながらも、小説を書こうと思ったのですか?
若杉:
2011年3月11日以降、我々は福島の経験をして国民全体も脱原発を望んでいる声が多いと思います。2度の国政選挙を経て、何事もなかったかのように政権も業界も原発を動かそうと動き出しています。年々、民意と離れてきてしまっているのではと感じています。その中で私が直接見聞きしている事実と間接的に見聞きしている事実、これを元に、いかに国民不在で再稼働を原発推進に向かった進んでいるのかをできるだけリアルに国民の方に伝えたかったのです。本当は、山崎豊子さんのような小説家に書いてもらいたかったのですが、つてもなく知り合えずにいたので、自分で書く事にしました。
堀:
ただ、内部告発をするのであればマスコミにリークをしたり、雑誌や新聞などに寄稿するという手もあったかと思いますが、なぜ小説という形にしたのですか?
若杉:
えー、いろんな形で、その意思決定に直接、間接的に関わってきた訳ですが、どうしても政治家は評判、官僚は出世、業界はそれが会社の利益になるということでがんじがらめになってしまっていて、そういう中でこれを止められるのは国民の力しかないので、そういう政・官・財の現状をそのまま伝えるのは小説という形の方がいいのだろうと。直接見聞きした事だと、公務員の守秘義務に関わります。間接的に見聞きした事だと、報道機関は裏がとれないと流せない。でも、間接的に見聞きした事が、裏がないからといって真実ではないわけではなく、真実を伝えるためには小説をやむにやまれずというか、押さえられない気持ちで書いてしまいました。原発推進に向けて、悪巧みが進んでいるのを知りながら、それを国民に伝えないほうが怖いし、良くないと思いました。
堀:
若杉さんが言うところの「原発再稼働に向けた”悪巧み”」を、小説の中では「モンスターシステム」と表現しているのですが、それは、どんな“システム”なのでしょうか?あらためて教えてください。
若杉:
あの~。電力会社は当然、色んな仕事を発注したり、いろんな物資を調達したりします。その時に効率的な調達がされているかというと、必ずしもそういうわけではありません。自由競争入札というのはあまりやらなくて、随意契約というのをやっている。結果としての落札の価格をみても自由な競争的な市場とくらべると2割~3割高い。それを溜まり金としてキックバックさせるとそういう形になりますが、そうではなくて、電力村、原子力村の共通の利益のためにこの総括原価方式を守らなくてはいけないということで、お金を預託するような形で任意の団体にあずけさせて、実際にはパーティー券の処理とか、政治献金とかそういうことに使っていくというシステムです。これを総括原価方式といいます。電力会社の場合、かかったお金は全部料金に転嫁するという仕組みがあって、他の電力会社と競争がおきていないからこそ維持ができているシステムなのです。そういうことによって、電力会社を頂点としていろんなメーカーやその下にぶら下がっている部品屋さんなど、全員でこのシステムを守れば競争をしなくてうまみがあるんです。結局傷みを感じるのは国民なのですが。そういう仕組みの事を私は「モンスターシステム」と名付けました。
堀:
小説では、官僚が落選議員を訪問して次の選挙までの仕事を斡旋するシーンなども盛り込まれていますね。将来どちらが勝っても、自分たちが不利にならない様にする仕込みが行われているということに驚きました。若杉さんは、義憤にかられて、参院選後、わずか2ヶ月で一気に小説を書き上げたということですが、急いで執筆にとりかかったのには訳があったそうですね。とある政治家を守るためと伺いました。新潟県の泉田知事をですか?
小説の中では、まさに地方自治体のトップがスキャンダルで失職させられるシーンがありますよね。
若杉:
新潟県の泉田知事は原子力を推進する勢力からすると目の上のたんこぶだから、正直、非常にあぶない立場だと思います。泉田さんは官僚の適当さを知っていますから。僕が書きたかった動機の一つは、泉田知事があぶないということ。泉田知事を救うためには、泉田知事が国策捜査で逮捕されるというストーリーを逮捕されるまえに明らかにしておけば彼を守れると思ったからです。今は彼しかいません。橋本徹さんがあんな風になってしまって・・・。首長のなかで原子力に規制がかけられるのは彼しかいません。絶対に頑張って欲しいと思っています。
堀:
霞ヶ関にとって目障りな権力者を、どのようにして失脚させるか?その手口の一例は、小説の中に描かれているんですが、それを後ろで支えているのが、巨大な原発利権「モンスターシステム」として描いていらっしゃいます。このシステムを切りくずして、健全な仕組みをつくるためには、どのような改革が必要なのでしょうか?
若杉:
モンスターシステムの巧妙なところは、今だとパーティー券というのは20万円以上買わないと公開されません。だから、政治献金やパーティー券の公開の加減を0円にしていしまう。買った人は必ず公開するということで、誰が資金を提供したかということをガラス張りにする必要があります。これは、一時期政権を取る前の民主党も公約に掲げていました。維新の回も太陽の塔と一緒になる前は公約にしていましたが、政権が近づくと彼らは公約からおろしてしまいました。これを本当に実現すれば、金の出し手というのが分かります。後は電気料金が、電気会社の二次下請けとか三次下請けとかそういうところに通常よりも高い値段で消えてしまっています。その電気料金からのルートも断たなくてはいけません。他にも、政治献金をする動機や、その資金を元から断つ意味で、「発送電分離」の仕組みを、今進めようとしている“法的分離”ではなく“所有権分離”という形にできるかどうかもポイントです。
堀:
ただ、なかなかこうした根本的な改善策についてはなかなか公の場で議論のテーマとしてあがってきませんが、例えば、情報が電力会社によってメディアコントロールは続いているのでしょうか?
若杉:
日本の原発にはコアキャッチャーが無いけれど、ヨーロッパの原発にはあります。そういう事実は、再稼働したい電力業界にとっては隠したい不都合な真実です。電力会社をはじめ、関連会社は相当に力をいれて、メディアでの巻き返しを図っていると言っても間違いではありません。
堀:
特定秘密保護法が可決されました。この法案が施行されるとこれまで間接的に、あるいは直接的に官僚の方から聞こえてきた情報が出てこなくなると思うのですが、若杉さんはどうご覧になっていますか?
若杉:
私が一番心配しているのはそれだけでなくて、特定秘密に関わるものの資質が劣化すると思います。特定秘密でなければその秘密の取り扱いにかかる政策について前任者にも相談ができるし、十年前の先輩にも相談できるし、仲間にも相談できて、多面的なチェックができます。でも、それができないと、前任者、同期、先輩にも相談できなくなります。あなたとあなたと、という少ない人数で考えなくてはいけません。非常に質が劣化してしまいます。
堀:
率直にお話が伺えて良かったです。小説だけではなくて、官僚として改善策を現場で実行されていくのですか?
若杉:
自分の力が及ぶ限りはやりきりたいと思っています。
堀:
どうか、刺されない様に気をつけて下さい。
霞ヶ関の中にも、若杉さんのような官僚の方がいると知る事はとても大きい事ですから。

 

コメント
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日本最強と言われる新潟の除雪機甲部隊が大活躍!山梨や群馬など各地から感謝の声が相次ぐ!住民ら「道路が通れるようになりました!」

2014-02-19 06:03:50 | 言いたいことは何だ


日本最強と言われる新潟の除雪機甲部隊が大活躍!山梨や群馬など各地から感謝の声が相次ぐ!住民ら「道路が通れるようになりました!」 new!!



http://blog-imgs-51.fc2.com/j/y/o/jyouhouwosagasu/20140218213344nigata.jpg
先日に新潟から各地の大雪で孤立しているエリアに除雪部隊が派遣されましたが、僅か一日で多数の道路を開通させるなどの成果を収めています。新潟は毎年のように豪雪が発生していることから、除雪能力が非常に優秀です。その力は「全国で一番」とも言われており、今回は大雪で孤立している山梨や群馬等に部隊を送りました。

既に現地からは、「ありがとうございます!車一台しか通れなかったのが、通れるようになりました!」というような声が多数寄せられています。新潟県の公式ホームページによると、2月18日は山梨県の南巨摩群早川町や北杜市、大月市などの四カ所で同時に作業をしていたとのことです。
今後も各地で大雪の除雪作業をする方針で、自衛隊以上に大活躍していると言えるでしょう。福島原発事故の時も色々と活躍をしていた新潟県の泉田知事ですが、他の知事らと違ってカッコいいですね。是非とも、安倍首相にも彼の姿勢を見習って欲しいと思います。
*安倍首相には無理かも?(苦笑)


☆新潟県 今冬の記録的な豪雪に対する道路除雪の支援状況
URL 
http://www.pref.niigata.lg.jp/dourokanri/1356778499451.html
引用:
http://blog-imgs-51.fc2.com/j/y/o/jyouhouwosagasu/itizu_0218niingatakennjyosetusagou.jpg
http://blog-imgs-51.fc2.com/j/y/o/jyouhouwosagasu/pic0218-1niigatajyostusya01.jpg
http://blog-imgs-51.fc2.com/j/y/o/jyouhouwosagasu/pic0218-2niisgatasjyostusya02.jpg
新潟県が支援している箇所一覧
地域 路線等 応援の状況
峡南建設事務所管内  県道南アルプス公園線 ほか  上越地域振興局管内の除雪業者による応援①
ロータリ除雪車1台、除雪ドーザ1台
峡北建設事務所管内  県道北杜富士見線 ほか  上越地域振興局管内の除雪業者による応援②
ロータリ除雪車1台、除雪ドーザ1台
富士東部建設事務所管内  県道都留道志線 ほか  上越地域振興局管内の除雪業者による応援③
ロータリ除雪車1台、除雪ローダ1台
峡東建設事務所管内  国道411号 ほか  糸魚川地域振興局管内の除雪業者による応援
 ロータリ除雪車1台、除雪ドーザ1台
:引用終了

☆新潟が除雪車や職員派遣 被害続く山梨、群馬に
URL 
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140217/dst14021723070029-n1.htm
引用:
2014.2.17 23:06
 新潟県と上越市は17日、大雪で道路が寸断されるなどの被害が続く山梨県の要請を受け、除雪車など車両9台と職員や業者ら二十数人を、孤立地域などに派遣した。

 新潟県柏崎市も災害時の協定に基づき、前橋市に除雪用重機や職員らを派遣する。

 新潟県によると、山梨県の派遣先は住民らが孤立している早川町や小菅村、丹波山村など。

 新潟県の担当者は「雪国で培った除雪技術や重機を生かして、解消に努めたい」としている。
:引用終了

☆新潟県 防災情報 埼玉県の道路等の除雪を支援するため、除雪車及び救援物資が出発しました
URL 
http://www.bousai.pref.niigata.jp/contents/kinkyu_sizen/003284.html
引用:
 去る2月14日埼玉県全域を襲った記録的大豪雪により、埼玉県では孤立する地域も発生しています。
埼玉県知事からの「群馬県、埼玉県、新潟県の災害時相互応援及び防災協力に関する協定」に基づく応援要請を受け、新潟県建設業協会、新潟県トラック協会、NPO法人コメリ災害対策センター等の協力のもと、雪国新潟で培った除雪の技術を活かし、埼玉県での応急対策を支援すべく、次のとおり除雪車及びオペレータを派遣し、救援物資を送りました。

1 除雪車及びオペレータ
(1) 台 数
ロータリ除雪車2台、除雪ドーザ2台
(2) 日 時
2月18日(火)出発
2月18日午後11時30分 関越自動車道花園IC到着予定
  ※活動箇所及び作業日程は現在調整中

2 救援物資
(1) 品目及び数量
  かんじき80足、そり100台
(2) 日 時
2月18日(火)出発
    2月19日(水)午前9時  埼玉県新座防災基地搬入予定    
:引用終了

Twitterで画像を見る
長谷川 薫 @hasegawa_kaoru

災害応援協定に基づいて新潟県柏崎市から大型の除雪車が1台市役所に到着。すぐに除雪に出動した。コンクリートのように固まった雪は、ショベルでは除雪できない。買物も通院も出来ない高齢者がいる。生活道路の除雪を多くの市民が要望している。感謝!
2014年2月18日 10:46 AM Maebashi City, Gunma, Japanから
 
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ぶひ:ペットロス中…;; @buhi_2

すごいね!! RT @taishibrian: こ、これが世界最強の新潟県除雪機甲師団か!
Twitterで画像を見る
八束リオ@山梨大雪孤立王国 @lio_9

ひるおびでやってた除雪車の数!!東京2台、埼玉0台(秩父市1台)、山梨0台ゼロ!!??山梨ですらゼロなの!?せめて河口湖山中湖エリアくらいには置いとけ!!
【豪雪】山梨県内の除雪状況ですが、昨晩は中央高速は全通したもののICが機能しておらず、派遣隊が除雪しながら前進という状況でした。孤立地区への道路除雪も、雪国と違い道路端を示すポールが設置されていないため慎重さが必要になっています。
 

コメント
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