言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

ガソリン代問題から見える政治とカネ

2016-04-09 19:00:29 | 言いたいことは何だ

安倍氏政治団体 ガソリン大量購入から見えて来るもの





「大量のガソリンを消費することが一つのミッションなのでは?」 


安倍さんの政治団体で、大量にガソリンを購入していることが明らかになりました。 

2011年約592万円、2012年約573万円、2013年約555万円、2014年約500万円。これまで出てきた報道の中で、安倍さんの政治団体の支出額は突出しています。 



活動している秘書の数などが、圧倒的に異なるという意見もあり、それも一理あるでしょう。

ただ、もう少し2014年の中身を見ていくと、違うものが見えて来ます。


給油しているガソリンスタンドは14カ所。そのうち下関市にあるガソリンスタンドは10カ所。あっちを立てれば、こちらが立たず。まめに色んなところで、給油しているようです。


それが、大事なミッションのひとつなのでしょう。


その下関市のガソリンスタンドのうち、3つの会社が、安倍さんの政治団体に寄付しています。


2014年に安倍さんの政治団体が計139万30円ガソリン代を支払ったA社から、政治団体は同年12万円の寄付を受けています。


同年、政治団体が計40万913円ガソリン代を支払ったB社から、政治団体は12万円の寄付を受けています。


同年、政治団体が計8万6517円ガソリン代を支払ったC社から、政治団体は6万円の寄付を受けています。その他にも、同年に政治団体は、山口県の石油政治連盟から10万円の寄付を受けています。



ここから、安倍さんと山口県の石油業界が、密接な関係であることがわかります。

安倍さんの政治団体は、大事な活動のため、ガソリン代を支出しているのだと思います。が、もしかしたら、ガソリンをたくさん消費することが、一つのミッションになっている可能性もあります。それが選挙にも繋がるからです。



転載元:BLOGOS(丸尾まきの言いたい放題)


【ここから私の意見】


山尾志桜里議員の政治資金報告書における、高額のガソリン代がマスコミで問題視されています。ところが調べてみると、安倍晋三首相、菅義偉内閣官房長官や岸田文雄外相のガソリン代が山尾議員以上に高いという事実が明らかになりました。マスコミは何故か野党側の山尾議員への追求は厳しいのに、与党側の安倍首相らへの追及をしないという態度をとっていますが。


転載記事を読むと、ガソリン代が高額になる仕組みが何となく分かってきます。政治家が「お前のところの油を買ってやる」とガソリンを購入すれば、業者は魚心あれば水心という感じで、政治家への寄付や、選挙時に票の取りまとめをしてくれるのでしょう。ガソリン代が寄付金額を上回っている場合、その差額が業者の懐に入りますから、巧妙に隠された買収工作と言えます。しかも、政治資金には政党交付金という形で税金が含まれているので、国民の税金を流用して票を買っているとも言えます。


この仕組みはガソリン代に限定されません。他の支出項目も調べれば、同じ仕組みになっている可能性があります。また安倍首相や山尾議員以外の国会議員、更には地方議員も金額の多寡はあれ、同じことを行っているかもしれません。そうであれば、良き政治をする人ではなく、よくお金をくれる人が政治家になるということになります(税金の再分配は政治の役割の一つですが、自分の支持者以外に分配しないのは、公平性を欠きます)。


そんなバラマキしか能のない政治家は非難されるべきですが、おこぼれにあずかろうと政治家に擦り寄るゲスで卑しい連中も非難されるべきです。こんな状況が続いて、日本が良くなる訳がありません。


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首相は「TPP断固反対と言ったことは1回もない」と国会答弁したが、この選挙公報は何なのか~赤旗

2016-04-09 18:52:51 | 言いたいことは何だ
首相は「TPP断固反対と言ったことは1回もない」と国会答弁したが
この選挙公報は何なのか
赤旗 2016年4月9日 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-04-09/2016040901_01_1.html








 安倍晋三首相が7日の衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会で「TPP断固反対と言ったことは一回も、ただの一回もございません」と答弁したことに対し、「ひどすぎる。選挙で断固反対といってたよね」「自民党は毎日がエープリルフールか」「民主主義だけでなく選挙も全否定か」との批判がわき起こっています。


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-04-09/2016040901_01_1.jpg





(写真)2012年総選挙での自民党北海道連の比例ブロック選挙公報
(拡大図はこちら)

 安倍首相はこれまでTPPについて「聖域なき関税撤廃を前提とするTPPには反対する」と繰り返し表明。自民党は2012年の総選挙で「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない」とのポスターを全国に張り出し、北海道比例ブロックの選挙公報で、安倍首相の顔写真入りで「私たちの暮らしを脅かす『TPP』を断固阻止する!」との公約を掲げていました。


 今国会に出されているTPP承認案・関連法案をめぐっては、この公約が守られたのかどうかが厳しく問われています。安倍首相の答弁は、こうした自らの言明も選挙公約もかなぐり捨てて、TPPを国民に押し付けようとするものです。


TPP特別委 異常事態に




 TPP承認案と関連法案を審議する衆院特別委員会で8日、2日目の総括的質疑が行われましたが、前日に安倍晋三首相はじめ政府側が情報開示を拒否したのにつづき、この日は西川公也委員長の不公正な運営も加わり、5時間半以上にわたり審議が中断する異常事態となりました。

 最初に質問した民進党の緒方林太郎議員は、西川氏の出版予定の著書『TPPの真実』の校正刷りを示して、政府は国会への情報開示を拒否しているのに、西川氏には情報提供しているのではないかと追及しました。

 しかし、石原伸晃TPP担当相は、校正刷りの真偽が不明との理由で「コメントは控えたい」と答弁拒否。西川氏が「質問をわかりやすく」などと石原氏に加担する発言を繰り返したため、民進党が委員長の横暴に抗議し退席しました。


 これをうけ、民進党、日本共産党、社民党、生活の党の野党4党の国対委員長が会談し、西川氏の委員会運営は公正なものとは程遠いという認識で一致。政府の答弁が正確でないときは委員長がしっかり答弁させること、校正刷りの存在を認めることなど、質疑を行う環境をつくるよう求めることで合意しました。

 その後、特別委員会理事会が断続的に開かれ、日本共産党の畠山和也議員は「各党の合意のないもとで委員会再開を強行すべきではない。審議できる環境を整えるべきだ」と主張しました。しかし西川氏は野党が抗議するなか職権で委員会再開を強行し、この日最後に予定されていたおおさか維新の会議員の質問が行われました。日本共産党の笠井亮、畠山両議員の質問は来週以降に持ち越されることになりました。



やまなか けんじ 1時間前 · 編集済み ·


TPP断固反対と全国に貼り尽くしたあのポスターは蜃気楼だったのか。100回繰り返せば通るウソと同列に「物証有り」を扱う安倍自民の異様。平成末法極まり行く。

https://goo.gl/55lI1s ←真っ黒黒助なTPP提出資料。
https://goo.gl/rwhQz3 ←Amazonから販売予約頁消えた西川公也元農水相執筆出版予定の「TPPの真実 - 壮大な協定をまとめあげた男たち」。







交渉過程が赤裸々に…西川元農相「TPP暴露本」衝撃の中身

2016-04-09 05:03:16 | 言いたいことは何だ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/179030

http://static.nikkan-gendai.com/img/article/000/179/030/a7b6e4ba726768fdaf9e88da546fb1ae20160408133557478.jpg
質問する民進党の玉木議員(左)と西川TPP特別委員長/(C)日刊ゲンダイ
 衆院特別委で7日、TPP(環太平洋経済連携協定)の承認案と国内対策を盛り込んだ関連法案の実質審議が始まった。野党側は再三、交渉経緯の記録開示を求めたものの、政府側は守秘義務を盾に説明を拒否。案の定、議論は全くかみ合わなかった。

 そんな中でガ然、一冊の存在が注目を集めている。自民党TPP対策委員長を務めた西川公也現TPP特別委員長が出版を予定しているとされる「TPPの真実」という本だ。政府がヒタ隠しにする交渉経過の中身が洗いざらい“暴露”されているのだから、大問題だ。

「国益にかなう交渉をしたのか。過程も吟味しないと判断できない」――。民進党の玉木雄一郎議員がこう怒りをあらわにしたのも当然だ。

 中身を審議しようにも、交渉について公開されたA4判の45ページにわたるペーパーはすべて黒塗り。交渉役を務めた甘利明前経済再生担当相は、UR(都市再生機構)をめぐる“口利き裏金疑惑”で国会を欠席中で、事務を統括した鶴岡公二首席交渉官も7日付で駐英国大使に“トンズラ”だ。

 つまり、TPPの交渉経緯や、やりとりを熟知しているマトモな政府答弁者が誰もいない。これじゃあ、いくら審議時間を費やしても無駄だ。そこで野党が目を付けたのが、西川議員の暴露本だ。

■各国との水面下交渉が赤裸々

「28章、約460ページに及ぶ大作で、西川議員がTPP対策委員長として携わった各国との交渉経緯が詳しく書かれている。日本側と各国の要人が接触した日付や関わった人が実名で登場。鶴岡氏をはじめ、交渉窓口となった省庁担当者が『政府対策本部人物』として顔写真入りの実名で紹介されているらしい。米国のフロマン氏と西川議員の面談も詳述されているほか、ニュージーランドとの乳製品輸入をめぐる交渉の生々しいやりとりもあるようで、“西川リークス”と呼ばれています」(永田町関係者)

 国会や野党に対して黒塗り資料で情報をヒタ隠しにする一方で、与党のTPP特別委員長が市販本で洗いざらい記す――なんてデタラメ過ぎる。特別委で出版予定などをただした玉木議員に対し、西川議員は「答弁する立場にない」なんてトボケていたが、見逃せないのは、西川議員が本の中で日本政府の“本音”や各国との“水面下交渉”まで暴露しているとみられることだ。

「3章の中で、西川議員は『交渉の成否は農林水産関係の譲歩にかかっていた』とハッキリ書いているようです。政府・与党が交渉前に強調していた『守るべきものは守る』なんて大嘘だったわけで、実際、9章の見出しも『聖域見直しバリ会合』。14章の『オバマ来日と日米実質合意』では、『14年4月のオバマ大統領来日の1カ月程度前からアメリカは従来の原則論から譲歩すると水面下で打診してきていた』と明かしているらしい」(前出の関係者)

 “西川リークス”ではこのほか、TPPを取材する大マスコミの記者がウイスキーを買ってきて、西川議員らと酒宴を開くことが「恒例化していた」と書いているらしい。何のことはない。政府も与党も大マスコミもグルとなってTPPを推し進めていたのだ。

 出版予定の中央公論新社に問い合わせると、出版計画を認めた上で、「現在、編集作業の進行中ですので、それ以上、当社からコメントすることはありません」(編集総務部)と回答した。

 同社は8日、編集作業の遅れで出版日が未定となったことを明らかにしたが、“西川リークス”が安倍政権を吹っ飛ばす日も近いのではないか。