安倍氏政治団体 ガソリン大量購入から見えて来るもの
「大量のガソリンを消費することが一つのミッションなのでは?」
安倍さんの政治団体で、大量にガソリンを購入していることが明らかになりました。
2011年約592万円、2012年約573万円、2013年約555万円、2014年約500万円。これまで出てきた報道の中で、安倍さんの政治団体の支出額は突出しています。
活動している秘書の数などが、圧倒的に異なるという意見もあり、それも一理あるでしょう。
ただ、もう少し2014年の中身を見ていくと、違うものが見えて来ます。
給油しているガソリンスタンドは14カ所。そのうち下関市にあるガソリンスタンドは10カ所。あっちを立てれば、こちらが立たず。まめに色んなところで、給油しているようです。
それが、大事なミッションのひとつなのでしょう。
その下関市のガソリンスタンドのうち、3つの会社が、安倍さんの政治団体に寄付しています。
2014年に安倍さんの政治団体が計139万30円ガソリン代を支払ったA社から、政治団体は同年12万円の寄付を受けています。
同年、政治団体が計40万913円ガソリン代を支払ったB社から、政治団体は12万円の寄付を受けています。
同年、政治団体が計8万6517円ガソリン代を支払ったC社から、政治団体は6万円の寄付を受けています。その他にも、同年に政治団体は、山口県の石油政治連盟から10万円の寄付を受けています。
ここから、安倍さんと山口県の石油業界が、密接な関係であることがわかります。
安倍さんの政治団体は、大事な活動のため、ガソリン代を支出しているのだと思います。が、もしかしたら、ガソリンをたくさん消費することが、一つのミッションになっている可能性もあります。それが選挙にも繋がるからです。
転載元:BLOGOS(丸尾まきの言いたい放題)
【ここから私の意見】
山尾志桜里議員の政治資金報告書における、高額のガソリン代がマスコミで問題視されています。ところが調べてみると、安倍晋三首相、菅義偉内閣官房長官や岸田文雄外相のガソリン代が山尾議員以上に高いという事実が明らかになりました。マスコミは何故か野党側の山尾議員への追求は厳しいのに、与党側の安倍首相らへの追及をしないという態度をとっていますが。
転載記事を読むと、ガソリン代が高額になる仕組みが何となく分かってきます。政治家が「お前のところの油を買ってやる」とガソリンを購入すれば、業者は魚心あれば水心という感じで、政治家への寄付や、選挙時に票の取りまとめをしてくれるのでしょう。ガソリン代が寄付金額を上回っている場合、その差額が業者の懐に入りますから、巧妙に隠された買収工作と言えます。しかも、政治資金には政党交付金という形で税金が含まれているので、国民の税金を流用して票を買っているとも言えます。
この仕組みはガソリン代に限定されません。他の支出項目も調べれば、同じ仕組みになっている可能性があります。また安倍首相や山尾議員以外の国会議員、更には地方議員も金額の多寡はあれ、同じことを行っているかもしれません。そうであれば、良き政治をする人ではなく、よくお金をくれる人が政治家になるということになります(税金の再分配は政治の役割の一つですが、自分の支持者以外に分配しないのは、公平性を欠きます)。
そんなバラマキしか能のない政治家は非難されるべきですが、おこぼれにあずかろうと政治家に擦り寄るゲスで卑しい連中も非難されるべきです。こんな状況が続いて、日本が良くなる訳がありません。
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