言わなければならない事は言わないと前には進まない

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右翼団体の「花瑛塾」が沖縄支援に名乗り!

2017-01-28 17:11:41 | 言いたいことは何だ
右翼団体の「花瑛塾」が沖縄支援に名乗り!

2017/01/24
 半歩前へ


右翼団体の「花瑛塾」が沖縄支援に名乗り!
 

平成になって初めて「右翼」らしい組織が登場した。彼らは先の大戦で沖縄は「捨て石」となり大変な犠牲を強いられた。その上に米軍基地を押し付けられているのは看過できない、というのだ。
 
政権党や企業にすり寄り、おこぼれを受ける「自称右翼」や、「営業右翼」、軍艦マーチをがなり立てる「パチンコ右翼」が多い中、伝統的な右翼が登場した。
 
琉球新報が報じた記事「花瑛塾 辺野古阻止へ行動 沖縄の現状に憤り」を全文転載する。
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民族の国際的連帯を目指す愛国団体「花瑛(かえい)塾」の木川智塾長(33)と、仲村之菊(みどり)副長(37)は19日までに、琉球新報のインタビューに応じた。
 
両者は「沖縄で起きていることは在日米軍基地の機能強化にほかならない」と話し、名護市辺野古の新基地建設を阻止する活動を活発に展開する決意を示した。
 
今後、来県して阻止活動に参加するほか、東京都内で街宣活動に取り組み、「本土との温度差をなくしたい」と話している。
 
花瑛塾は全国最大級の右翼団体を脱退したメンバーら約30人が昨年11月に結成した。木川さん、仲村さんは所属していた右翼団体の幹部クラスだったが、他の幹部との間で日米安保政策への評価を巡って意見に隔たりが大きかったという。
 
花瑛塾はメンバーの大半が10~20代で、タイとマレーシアに海外支局を擁し「核なき世界と核なき日本を目指す」ことをスローガンに掲げる。
 
木川さんは日米安保条約について「愛国者の立場から言えば、対等な平和条約にすべきだ」と話す。


沖縄の米軍基地問題に対し「辺野古も高江も、沖縄の負担軽減ではなく、内実は新基地建設を優先させた施策だ。そもそも海兵隊は日本を守るためにいるのではなく、米国の軍事戦略のために存在する」と指摘した。


基地建設が進む沖縄の現状は「沖縄を『捨て石』にした沖縄戦と全く同じやり方だ。愛国者の立場から本当に許せない」と強調した。
 
日米安保を支持する右翼団体に対しては「米国と一体化することが強い国だと思い違いをしている。対米従属ではなく、核のない世界を目指す本来の右翼に戻るべきだ」と主張した。
 
仲村さんは昨年4回、高江と辺野古を訪問した。
「高江で機動隊員が沖縄のおじさん、おばさんたちに暴言を吐いたり、傷つけたりしたのは許せない」と怒りをあらわにした。
 
沖縄へのヘイトスピーチについても「自分で考えるよりも誰かを否定するのが楽だからやっている。自分のストレスをぶつけている」と批判した。
 
基地建設に反対する市民をテロリストに例えるなどした番組「ニュース女子」を放送した東京MXテレビに対する抗議行動にも取り組んでいる。
 

オスプレイに構造的欠陥 プロペラ 容易に破損もー赤嶺議員追及 政府は否定できず 衆院予算委

2017-01-28 17:00:23 | 言いたいことは何だ
オスプレイに構造的欠陥 プロペラ 容易に破損も
赤嶺議員追及 政府は否定できず
衆院予算委
2017128()しんぶん赤旗 
(写真)質問する赤嶺政賢議員=27日、衆院予算委

 
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  日本共産党の赤嶺政賢議員は27日の衆院予算委員会で、沖縄県名護市の浅瀬に米軍普天間基地所属の垂直離着陸機MV22オスプレイが墜落・大破した事故(昨年12月13日)をとりあげ、オスプレイの飛行と空中給油の再開を容認した政府の姿勢を追及。政府の説明とは異なり、オスプレイが持つ構造的欠陥と危険性が明らかになりました。
(詳報)後程詳報をUPします。


 MC130特殊作戦機からの空中給油訓練中に発生した今回の事故について、防衛省は「給油ホースを分離させた後に、乱気流等により、給油ホースとオスプレイのプロペラが接触した」と説明しています。


 赤嶺氏の質問に気象庁の橋田俊彦長官は、「事故当時に乱気流の発生を確認していない」と答弁しました。


 赤嶺氏は、米フロリダ州で前方機から生じる後方乱気流で後続のオスプレイが墜落した事例(2012年)にふれ、「MC130からの後方乱気流で、オスプレイが機体のバランスを崩し、給油ホースに接触した可能性はないのか」と追及。政府はこれを否定できませんでした。


 赤嶺氏は、給油ホースの接触でオスプレイのプロペラが損傷したことについて、米国防総省でオスプレイの開発にかかわった専門家が「プロペラはホースに当たるとバラバラに壊れてしまう」と述べていることを紹介。「プロペラの強度を確認しているのか」とただしました。防衛省の深山延暁地方協力局長は「米側に直接は強度を確認していない」と述べました。



 また赤嶺氏は、米軍の空中給油機と戦闘機が名護市役所の上空で空中給油訓練を行っていたところを目撃した同市職員の証言(15年10月26日)を紹介。「陸地から離れた海域の上空でしか(空中給油訓練を)行わない」としてきた従来の政府答弁との矛盾を追及しました。


色付きは、管理人



再掲載、 安倍首相に対する批判や罵詈雑言は数々ある。  私も安倍批判においては言いたい放題、書きたい放題だ。  しかし、これほど厳しく、なおかつ、的確な安倍批判は、後にも先にもないだろう。  by天木

2017-01-28 02:49:57 | 言いたいことは何だ
 安倍首相に対する批判や罵詈雑言は数々ある。
 私も安倍批判においては言いたい放題、書きたい放題だ。
 しかし、これほど厳しく、なおかつ、的確な安倍批判は、後にも先にもないだろう。
 そう私が思う、いわば「日本一の安倍批判」を見つけたので紹介したい。
 まず黙って次の文章をお読みいただきたい。
 「安倍さんは、ずるい政治家です。政治の世界では、人を欺いたり、裏切ったり、ずる賢く立ち回ったりというのはありますが、それは政治家同士の権力争いで行われること。政策決定が国民の生活なり人生設計に影響がある場面で、そういうズルをやっちゃいけないんです・・・安倍さんを表現するとき、私は、二つの『ムチ』に集約できると思うのです。ひとつはignorantの無知、もうひとつはshamelessの無恥です。無知については、彼はまず歴史を知らない。戦後の日本人が築いてきた歴史を踏まえていないんです。ある政策を決定する場面で、現代に至るまで過去の政権がどういう議論と決定をしてきたか、そのプロセスを知る事は非常に重要な事です。しかし、安倍首相はそういう過去の世代へのリスペクトがまったくないんです。日本国憲法というのは、戦争で310万人もの人がなくなり、その犠牲者たちに対する義務感で作られた側面があるわけです・・・もうひとつ、安倍首相の無恥についてお話ししましょう。一言で言って、安倍さんはずる賢いんです・・・安倍首相は自分の考えに同意する人物を登用し、反対する人はクビにしてしまう。つまり、安倍政権のやり方というのは、『法による支配』ではなく、『人』による支配なんです。現在、政策の違憲性について指摘するのは最高裁判所と内閣法制局です。安倍さんは、これまで集団的自衛権について違憲だと唱えていた内閣法制局長官をクビにし、自分に都合の良い人物を据えた。内閣法制局長官が解釈すれば、それが法ですから、形としては法の支配です。しかし、裏を返せば、実際には人の支配なんですよ。これまでの歴代の内閣はこれだけはやってこなかった。人事に手をつけて自分の都合の良い解釈を引っ張り出して後の事は考えない。実に危険な考え方です。『無恥』としか言いようがない・・・」
 その批判はこう締めくくられている。
 「過去の世代が議論し築き上げてきたものへの敬意と次世代への責任。その二つを考えるなら、重要な案件はたくさんあります。少子高齢化、原発、地震など、国の存続に影響する重要課題は山積しています。きちんと過去と向かい合い、次世代につなぐ政権運営をするべきなのです」
 これほど厳しく、それでいて、罵詈雑言ではなく、これほど的確な批判があるだろうか。
 しかもこの批判をした人物はただの批判者ではない。
 大学の名誉教授である。
 しかもただの名誉教授ではない。
 安倍首相の政治思想史の恩師である加藤節成蹊大学名誉教授なのだ。
 恩師からこのような批判を受けるようでは、もはや安倍首相は、まともな神経の持ち主なら、日本の首相にとどまるわけにはいかないだろう。
 いくら野党が不在でやりたい放題出来るとしても、首相にとどまること自体が恥だ。
 それにしても、このような批判を、身分を明かして公言した加藤節名誉教授の勇気は凄い。
 
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