月のカケラと君の声

大好きな役者さん吉岡秀隆さんのこと、
日々の出来事などを綴っています。

吉岡刑事物語 その3

2008年07月16日 | もしものコーナー 吉岡刑事物語
移動願いを出して早半年。しかし刑事としての有能さを買われ、
中々願い書を受理してもらえない吉岡刑事であった。

吉: ゴリさんっ、ちょっとお話が!

ゴ: おぅ、元気そうだな、サンリオキャラクター・キキとララ。
ボスが喜んでたぞ、お前の徹底的な捜査のお陰で、迷宮入り確実だった
「サンリオピューロランド・キティーちゃんの口は存在するのか事件」が
晴れて解決したってな。よくやった、デカの2乗。・・・・・・プッ!
ね、わかる、今の? デカがデカしたからデカの2乗。きゃは~んッ♪
山田くん、まだ座布団もちなの? ま、いっか、一枚持ってきて!

吉: 本題に移っていいですか?

ゴ: なんだよ、お前~、ノリが悪いな~。 お前の父さんは、
刑事としても優秀な人だったが、それ以上に立派なツッコミ芸人だったぞ。

吉: 僕はツッコミ芸人ではありません! 捜査一課の刑事です!!!

ゴ: そんなに怒るなよぉ~。ま、それもオヤジさんの血かな。
今でこそお前の親父さんは富良野に戻って炭作りをしているが、昔はな、
とんがっているのは口だけじゃ~なかったぜ。心もギンギンにとんがってたんだ、
パピプペッ!!!!

吉: は?

ゴ: パピプペッ!

吉: ぽ?

ゴ: ぽ

吉: ・・・・・・ぽ?

ゴ: はとぽっぽのゴローって言われてたんだよ、お前の親父さんは・・・。

吉: ・・・・・・それと先程の会話の接点は何なんですか?

ゴ: フッ。接点なんてもんはな、海に浮かぶブイのようなもんなんだぜ。
必要なときには存在し、必要でない時にはただの邪魔なもんにすぎねぇんだ。
しかしな、オレは接点を信じる。接点あっての人生じゃねぇか。
そうじゃねぇ~か、え、はとぽっぽJrよ?

吉: ゴリさん・・・・・・・。

ゴ: 泣いてるのか?

吉: 僕は「はとぽっぽJr」ではありません。吉岡です。

ゴ: わかったよ~。そんなに新しいニックネームが欲しいと言うなら
いくらでもくれてやるぞぉ。 いいか今日からお前のニックネームは、
「ワニワニパニック大作戦」だ!

吉:なんでですかっ?!

ゴ: うぬら~、不服だってぇのかい? 欲張りな奴!それならこれだ、
「こぶとり爺さんのこぶのついてない方、もしくはポチでも可」!

吉: どうしてそうなるんですかっ? 一体それに何の意味があるんですっ? 
意味があるなら、あるとしたら言ってください!

ゴ: そんなもんはなか。思いつきだ、若侍。そうだ、
思いつきといえば、お前に新しい任務があったんだったぁ。
最近物忘れがひどくってねー。はっはっはー! よし、こっちにこい。
シッ、周囲に気をつけろよぉ、これはな、極秘の国際任務、いわばGメンだ。
流しそーめんじゃないぞぉ。プッ!お、失敬。 お前なら、いや、お前にしか
できない捜査だ。いいか、この写真を見てみろ。

吉: これは・・・・・・・どこかの草原ですね?

ゴ: そうだ。オクラホマ州のとある草原だ。しかし目を凝らしてよく見てみろ。 
そこかしこにある穴倉からヒョインと立ちあがって辺りを見回している
小動物たちが見えるだろう? 何匹くらい見える?

吉: そうですね・・・120匹くらいはいるんじゃないでしょうか?

ゴ: お前はその121匹目だ。

吉: は?

ゴ: お前の新しい任務だ。プレーリードッグ121号。 
護衛にロデムとポセイドンもつける。いいか、ぬかるなよっ! 
七曲署の名に懸けて、絶対にホシをしょっぴいてこい! 
土産のことは気にするな、ビーフジャーキでいい。
それじゃ~、健闘を祈るぞ、プレーリードッグ121号! 

吉: ・・・・ゴリさん、待ってください! 一体これは、
何の捜査なんですかっ?!

ゴ: シュボッ(←タバコに火を点けたらしい) プハー。
知りたいのか?

吉: 教えてください!

ゴ: それはな、

吉: それはっ?

ゴ: ヒミツです。 
アッコちゃんじゃないぞぉ~。はっはっはっはーっ。

ひゅるる~~~~っと北風、夏なのに。。。

吉: ・・・・・泣いていいですか?


あぁ吉岡刑事の至難はまだまだ続く。 
泣くな、吉岡。 頑張れ、吉岡! 
吉岡刑事は今日も行く!
つづく・・・。


しつこいってかい?
コメント (2)
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