月のカケラと君の声

大好きな役者さん吉岡秀隆さんのこと、
日々の出来事などを綴っています。

青木くんの世界

2008年09月14日 | その他のドラマ



青木くんは、
コアラに似ている。

と思う。

そのラブリ~度数はいうまでもなく、
なんといってもその存在感が、
なんともこう、
僕、コアラ。

という感じでごぜいますだ。

青木くんもコアラくんたちも、
物質的にはそこに確かに存在しているのだけれど、
でも気持ち的にはどこか異次元空間に入り込んでいる、
という感じがするのでございまして、もしかしたら青木君は
日本コアラ党・無所属新人類なのかもしれない。

いやコアラくんたちだってあんな「のぼわぁ~ん」としながらも実は
ホーキングの宇宙論について考えていたり、
一日中ユーカリの葉っぱを食べながら、
「最近のユーカリの葉に葉緑素が足りないのは地球温暖化の
影響のせいだ。今のうちに北極に移住しよう、ロザリー。」
と、ロザリーは一体誰なのかはこの際割愛することにして、
案外彼らは、あんなジュネーブ条約みたいな
博愛顔を持ちながらも秘密裡に、
「コアラくん北極へ行くの巻」
などのコアラレボリューションを企てているのかもしれない。
ハッ!
ということはあのラブリ~ジュネーブフェイスは、
秘密情報を隠蔽するためのカムフラージュなのかもしれない。
さすがだ・・・・コアラくんよ。
スパイだったのか。。。知らなかった。

能あるコアラは大食漢

なるほど・・・・。(←って何が?)

そうするともしかしたら、
あたかも母・青木コアラ春子、父・青木コアラ照男、みたいな
ラブリー両親から生まれ出てきたような青木コアラくんも実は・・・
実はよくよく観察してみると・・・・・・青木くんは・・・・・
やっぱりただの異次元コアラくんだ。

青木君って、
吉岡君の演じてきた人物達の中では
異質な感じがして、
生活臭がないっす。

いやこう書くと語弊を招くかもしれないので
ここでちびっと書いておきたいのでぃすが、このドラマは、
本がその空間を埋め尽くしている「図書館」が舞台でありまするですだ。
もちろん本といってもそれは種種であり、
ノンフィクションの本や資料など現実にピターと寄り添って
書かれた本も数多く置いてありますでぃす。でもそれと同様に
数多くの小説や童話も置いてありまするので、だからそれらの
作られた話を多く所蔵している図書館自体がもう異空間、
ファンタジーの空間なのであって、したがってそこを舞台にしている
この話自体も至極ファンタジーの世界なのだな~と、
そう思ったです。

だから吉岡くんも至極当たり前のようにこの青木くんから
一切の生活臭を出さずに演じているのだと思うのでありまして、
吉岡くんは話全体の空気を吸収し、求められた色を生み出し、
そして完全にその色に「なる」役者さんだから、従って
この青木君ももちろん例に漏れず完璧に「つくし図書館色」。
さすがの吸収男児じゃき~、吉岡く~ん。

能ある吉岡は爪も綺麗

マンダム。

そんでもって、
青木君って(も)人物の幅がひろ~い。
いくらでも、どんなふうにも
こちらの想像が当てはまってしまう
自由自在なキャラの伸縮性を持つ人でありますだば、
まるでのびのびジーンズみたいよね、青木くんったら、
フフ。
ということでここでちょっとそれらを羅列してみると、

☆青木君はああ見えても伊賀忍者の末裔なのかもしれない。

とか、

☆青木君はああ見えても踊る大捜査線の大ファンなのかもしれない。

とか、

☆青木君はもしかしたらネパールにペンパルを持っているのかもしれない。

とか、

☆青木君は天然水だけを摂取して生きているようだ。

とか、

☆いや青木君は不老長寿の天然泉を掘り当てたに違いない。

とか、

☆青木くんは小銭を数えるのが遅そうだ。

とか、

なんでもあり~なキャラでそれはと~ってもファンタジア~。 
さすがだ、吉岡君よ。
ファンタジーの世界にも住みきってしまうなんて、
あっぱれすぎる。
確実に的を射る名ハンターヒデ。
ふぅわんたすてぃ~っく!
惚れちゃうのだよ~、まいっちゃうねぇ~。

そしてですね、青木くんは(も)、
出だしから最後の最後までツボってくる
ツボ大蔵大臣でもありますだ。
特にツボだった場面を三つ挙げると、

① 「え」芸。 
② 「そ、そうかなぁ~・・・。」
③ 「似てますよね。」

こりです。

①は以前にちびっと書いたので省略するですが、
②はこうであります。
これは返却本を整理しながら青木哲学を披露したのに、
それをいとも素気なく鈴木却下されてしまった後の
青木リアクションであります。
この表情がま・さ・に・絶妙~~~~~~~~!
吉岡君にしか出来ない表情だぁっ!!!
と次期衆院選演説でえばって力説してもいい。

あのなんともいえない、
「ぇぇぇぇぇぇ~」でショックな感じや、でも
なんとなく素直に敗北を認めたくない
弱気なコアラファイターくんな感じとかが、
その皮膚の下で幾重にも折り重なって
ゆら~っと力なく揺れており、それはそれは
繊細な感情の揺れであるのだけれど、しかし
笑わせてしまうのだ、笑い王。
素晴らしい!
さすがじゃよ~、吉岡くんっ。 
笑っちゃうのだよ~こっちとら~、その微妙な表情だけで~。
その場の空気をびみょ~~~に微か~~~~に
ずらして揺らして笑いをとってしまうなんて、
神業ですぜい、旦那。 やっぱりチミは、
寅の甥っ子くんなんだね~。(←いきなり満男くん登場)

その枯れることのない澄んだ湧き水のような才能は
文句なしに素晴らしいですだば。
出てくる度に新鮮で、常にまっさらな感覚がするから、
その姿からは長~~~~い芸暦なんて全然感じさせないですだば。
素晴らしく輝かしい「この人に歴史あり」の持ち主なのに、
それを決して冠にしない男、吉岡。全力疾走した後に、
また再びスタート地点に戻っていける人なのかもしりない。
男だぜぃ、吉岡~。 
んもんも出来るものならタックルしたいっ、全力疾走で!
骨折しちゃうと思うけど、
君の方が。

そりから③。
この場面は・・・・・・・・・いや厳密に書くとこの場面の音声は、
四年に一度のオリンピック大収穫かもしれないですだ。

各々に描いた横山さんの肖像画を
皆で披露し合っているときに発するあの、
「似てますよね。」の声・・・・・・・・そうなのよ、
確かにコアラに似ているのよ。
ってそうでなくて、あれは・・・・・・・・・あの声は・・・・・・
あの低音なのに和らいだ旋律を奏でるあの香り高き声は・・・・・・・

地声だ。

間違いない。
吉岡地声。
ヒデヴォイス。
なんてことだぁっ。
ははぁ~~~~~~~~~~~~~~~っ。
平伏してしまった。 余りのありがたさに。
さすがの水戸黄門印籠ヴォイス、またの名をモスラー効果で更に
ドップラー効果ずらっずらっずらっずらっずらっずらっずらっずらっずらっずらっ~
(↑ドップラー効果ということらしい)ってドカベンの殿間かよ。
んも~うっそんなことはどうでもええから
この地声部分を目覚まし音声にしたいずら~。

朝7時
「似てますよね。」
ふふ。

朝7時15分
「似てますよね。」
んふふ~。

朝7時30分
「似てますよね。」
んきゃ~~~~~~~。

朝10時30分
「似てますよね。」


ダメだぁ~。
心地良すぎて起きられないかもしれない。

吉岡君の地声って、
とても落ち着いていて、
ゆとりがあるっす。
地中に染み込んでいく恵みの雨みたいに
心の底まです~っと浸透していく声であり、
余韻が残る。それは聞き手の気持ちを
とても安定させる周波数があるとですねぃ。
もしもあんな声で、
「新聞購読お願いします。」
なんて言われちゃったら景品がなくてもその場で
150年契約とかしちゃうかもしれない。

んはぁ~また恋しさが募ってしまったぁ~。
吉岡く~~~~~~~~ん、すっきやでぇ~!!!
って今日は青木くんについて書いていたのよ~。
青木くん・・・・・・・・・・・・すっきやでぇ!!!

「つくし図書館」が本当に存在したら、
青木くん会いたさに沢山の本を借りて
俄か読書家になっちゃうかもしれないな~。
でも司書である青木くん本人は、
一体どんな本を好んで読むのだろう?

な~んて想像するとますます彼の世界は
無制限に広がっていくので、まったくもって
ベリーでナイスだ、青木くん

コメント (4)
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