月のカケラと君の声

大好きな役者さん吉岡秀隆さんのこと、
日々の出来事などを綴っています。

色褪せない人

2007年10月31日 | 思うコト


あのねあのね吉岡君がねうっきゃっきゃでうっきっき~でうふふふらららら
てくまくまやこんあっぱれひでたかる~るるるる~でやんばらやんやんやん♪

と、面かぶりクロール100M世界記録に届く勢いで(そんな競技があるのか?)、
「最新吉岡君レポート」を日本の姉に電話で話していたところ、
「しかしよく飽きずにずっと純君のこと好きだよね~。」
と、姉から言われて、へゃ?っとそこで始めて息づきの呼吸をしたであります。
「純くんでなくて吉岡君だと口を邦衛にして何度も言ってるでましょ!」
と、とりあえずの忠告ホイッスルを鳴らしたあと、ちびっと沈思。

あ  き  る  って? 
あ  ひ  る  とは明らかに違うのだ。では、
あ  き  ら  といえばデビルマン。
一体彼は同じTシャツを何枚持ち歩いていたのだろう? 
いやそんなことはどうでもいいことだった。

「吉岡君に飽きるという思いはこの世に存在しないのだっ、ふぅわっはっはっは~!」
と黄金バッドのような高笑いと共に毎度お騒がせの電話を切った後、
再び沈思、ちびっと心にすきま風、ひゅるるるる~。

・・・・・・・・・・・・・・ふぅ。

なんか淋しくなっちゃったじゃないかぁ~。
んもうっ、飽きるっていう言葉がいけないのだでよっ。
吉岡君は人なのだから、人に対して飽きるだのあひるだのあきらだの
という言葉を使うのは、WHO条約に反していることなのだ、チッチッチッチ! 
と、もう一度国際電話して姉に告げようと思ったものの
何だかしょびーんとパワーダウンしてしまったので、
寅さんのDVDを観て元気回復、心にビタミン満男パワー。
好きやでぇええええ、みっちゃん。

ということで本題に入りまする。(って今までは何だったのだぁ?!)

吉岡君の出演作品を観る時、吉岡君の姿を観ようとして見始めても、
しかし実際見ているのは、純君であり、満男君であり、
コトー先生であり、ちゃ~さんであり、ノンポリくんであり、
ルート先生であり~の、その他大勢、省略ごめなすって。
という人物人生博覧会になるわけありまして、
こりは偉業であると思いますだ。

しかしこういった偉業のことを、ただ役に恵まれてるだけ、
とおっ猿、いや仰る方を時に目に耳にするであります。

・・・・・・・・んふ、
ふふふ、
フフフフフ(片仮名変換してみました)、
へへへへへ~
ニヤ。

って怪しい含み笑い妖怪になってしまうでなかですか。
なじぇって? 
なじぇというならっ、なじぇなのだろう、なじぇなのかっ? (しつこい・・・)
そりはズバリっ、
褒め言葉だからでぃっす、れぃでぃ~す え~んど じぇんとるめ~ん!

役に恵まれている。
という結論の出所は、そもそも一体どこからくるものなのだしょう?
ここで解りやすくチャートにしてみるとです。

① 役に恵まれている = ② くやしいけどごっつええかんじ → 
③ なんか言いたい → ④ くやしいから①に戻る→ ⑤ しかし結局②に戻る。

おぉ、これぞブーメランの法則。ヒデキ、カンゲキ。

しかも吉岡君は、生み出してきた多くの人物でもって、個別に
インディビジュアルブーメランを長年に渡って飛ばし続けているという、
Wブーメランの達人でありますだで、ヒデキまさにカンゲキ、
ブラボ~ヒデタカ。ヨ~ロレイッヒ~!

役者さんが、演じた役から伝えてくる真のインパクトというのは、
最初からお膳立てされているものから伝わってくるものではないと思うわけで。 

確かに既成品から生まれてくるインパクトというのも
あるかもしれないでありますだ。
見るからに「こいつ悪やな。」という眉墨たっぷりの悪役や、
「いい人まるだしやで。」というお買い得パックなキャラクターというのは
確かにあるであります。
でもそれはストーリー上そうでなければならない
登場人物その11、12くらいであるわけで、
それは悲しいかなそう枠組みされてしまっているキャラなわけであり。

しかしそれがメインキャラクターとなると、
ことは簡単にいかないわけであって、
「与えられた場所」から、どうその人物をどう育てていくのかは、
やはりその役者さんの実力にかかっていると思うし、
その実力なくしては、ブーメランは何度も戻ってこないと思うわけで。

吉岡君は、ふぅわいとぉ~いっぷぅわ~つっオロナミンC!
のような限定瞬発力だけを持っている人じゃ~なかとですばい。

彼には底力があると思うわけで。
長年に渡って培われてきた土壌があると思うわけで。
そこにはしっかりと深く張っている根があると思うわけで。
それは揺るがない「実力」であるわけで。

満男君、純君、コトー先生、そして茶川さん。
これだけ多くの「人物」を人々の心の中に「生み出し」「滲ませた」
役者さんは、やはり稀有であるわけで。
それは結果が残しているものであって、必要から出ているものでは、
決してないわけで。

「誰か」が「演じた人物」という表の印象を強く残す登場人物は、
多いかもしれないでぃす。
でもそれは、その「誰か」に付属している人物という枠を、
結局は抜けられないのかもしれないですだ。
そういうことを思う時、役者という仕事を持つということは、
一体どういうことなのだろう、って時に思うでありまするだ・・・。

吉岡君から生み出される人物たちは、そういった枠が全くなく、
外連味がなくて、個々に自由に呼吸をしている感じがするでありまする。

残していく、ということは、
最初から望んで生まれるものではなくて、
ただただ一心になる、ということから
生まれてくることなのかもしれないですねぃ。

一生懸命になるってかっちょええじゃんか~。
って、吉岡君の姿を見ていると、自然とそう思いますです。

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5 コメント

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彼を通して生きている (noriko)
2007-11-01 16:07:54
風子ちゃん、こんにちは♪

色褪せない人、本当にそうですよね。どれほど吉岡君に惚れても、「飽きる」という言葉はありません。いつも新鮮な魅力を感じるし、昔に遡ってみても、何度繰り返し観ても、これまた古い感じがしないのは、本当に不思議です。

それはその時々の彼が嘘のない、純粋で真っ直ぐな姿でいたから。そして、演じた人物それぞれが、作り物ではなく彼を通して生きているからでしょうね。

「生きていた」ではなく、今も「生きている」のですね。もう演じていないのに、私たちの中で生きている。そういう人物を演じられる稀有な役者ですよね。

しかも、その役が同じ系統ではなく、全く違うタイプときたから、もう誰も彼にはかないませんね。

<吉岡君から生み出される人物たちは、そういった枠が全くなく、外連味がなくて、個々に自由に呼吸をしている感じがするでありまする。>
同感!です。

でも、がむしゃらに「その人らしく」とか、「生きているように」と演じるのではなく、台本を読み込んで読み込んで、その人物像を描き、その人ならどう考えるか、どう感じるかを考に考えて、悩んでいくうちに、吉岡君はその人になっていくのでしょうね。

凄い人です。吉岡秀隆くんあ~、どんどん好きになっていく~
返信する
ま、まさに!! (おと)
2007-11-01 22:28:11
風子さん こんにちは♪

今日も一行目から…「ぐふっ」っと、笑いながら読んでしまいました。

風子さんが、どんな表情でパソコンに向かって文章を打ち込んでいるのか?一度でいいから見てみたい!と、今年はサンタクロースにお願いしてみようかな~なんて思ってます。ぐふふ。

吉岡サンは役に恵まれている~って、私も言われた事があります。確かに、すばらしい作品の、印象的な役柄が目立ちますからね…そう思われても仕方無いのかな~と、思ったりもしましたが…ちゃいますよね!

            その役がきた…という事は、【吉岡秀隆】という役者の実力があっての事。

そして、その役名イコール【吉岡秀隆】とみんなが自然に思ってしまうのは、やっぱり吉岡サンの為せる業なんですよね。

            やっぱり、すごい!吉岡サン!

返信する
惚れる醍醐味! (wind-mountain (風子))
2007-11-04 17:53:59
norikoさん、おとさん、こんにちは!

コメントを頂いていたのに、反映、返信が遅れてしまってごめんなさい!
週の半ばからPCがクラッシュしてしまってたとです。
今晩や~っと直りました。
あちしったらほんまに・・・・・実はPCにも弱いらしい・・・。実は強いものがないらしい・・・。情けなか~。 
ほんとうに申しわけありませんでした。ごめんなさい。


吉岡君のもつ実力って、ほんとに計り知れない奥深さがありますよね。
でも、演じる役をその実力で塗り替えてしまうような演技は絶対しなくて、
あくまでもその人物の気持ちに自分自身を委ねていける底力があるとですよね。
そういうことって、よっぽど強い信念がなければ出来ないことなのじゃないだろうか、
って思ったりするとです。
そういう真っ直ぐさを感じさせるところも、またえらいかっちょええっす、吉岡くん! ふふふ~。
はぁ~、深く掘れば掘るほど惚れてしまうお人ですばい。
これぞ惚れる醍醐味ってぇ~やつですとね。
返信する
深い方! (ピコママ)
2007-12-01 13:31:30
風子さん、突然に過去ログにコメントして、ゴメンなさい。このレビューも 風子さんの吉岡さんへの愛が感じられて、同感するで ありまする(笑)
そして~私も、norikoさんと同じように、吉岡さんは、稀有な役者と、ずっと思っていますです(笑)
彼を通して生きていますよ~
そして、おとさんが言われるように、吉岡さんに実力があるから、いい役が来ると思っていますです(笑)
「Dr.コトー2003」再放送で彼の演技&体型に嵌った私としては、これからの吉岡演技の 稀有性に注目しつつ 苦おしさから呼吸困難にならぬよう 酸素ボンベを 人生のパートナーにして 生きて行こうと思っていますです(笑)
失礼しました 
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奇跡な人 (風子)
2007-12-02 04:37:51
ピコママさん、こんにちは!

以前に書いたこの文も読んでくださり、その上
コメントまでしていただけて、嬉しかったです。
ありがとうございます♪

ピコママさんの文からも、吉岡君への愛情が
深~~~く伝わってきますですよ~♪
吉岡君って、とても奥深い人だから、いったん彼の魅力の中に潜りはじめると、
ぐぐぅ~んとどこまでも深みにはまり込んで、脱出不能になってしまいますよね~。
ほんと、酸素ボンベは必携品かもしれないです。
潜っても潜っても辿り着かない、魅力の深さに底がない方でありまする。
なんて奇跡な人なのだ、と、いつも思いますです。

ピコママさんは、2003のコトー先生から、吉岡君のファンになられたんですね♪
演技&体型にはまったのですか~。
わかります。その経緯。ものすごく。フフ。
吉岡君、すっごくスタイルがいいですよね。 
華奢なんだけれど、でもひょろり~ん、としているだけじゃなくて、
骨格がしっかり張っているっていうか、「華奢」&「しっかり骨格」の、
その二つのコンビネーションが、全体的にして少年体型をほのかに残したままで、
しかし同時に非常~に「頼りがい」を醸し出す男らしい容姿を作り出していているという、
もうたまらんです、吉岡君。 惚れるであります。底なしです。
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