という題名の小説をてぃ~んえいじゃ~の頃に読んだ記憶があるのですが、今回、
といってもだいぶ月日を遡ってしまう話で申し訳ないのでぃすが、
久々に実家に帰省をした折の昼下がり、居間でまったり茶を飲んでいるといきなり、
背後から吉岡君の声が。
「ふbがわわktyわんっんげぇっ?!」
※訳注「吉岡くんっ、んきゃぁっ!!!?」
「ぶぅばぁぁっ!」
※読解不可能
思わず咄嗟に叫んで相向かいに座っていた父親の顔に
温度80度のお茶を吹きかけてしまいながらテレビ画面に振り返ると、
吉岡君が。
いたりする。
ふっと通りすぎていった秋雲に、
やんわりと、ちょっぴりと、
花びらを翳らせてしまう秋明菊のように、
笑っていたりして。
それは、
くらぁ~。
ぱた。





って二度寝してる場合じゃなくってよっ、これこそ大きな画面で観たかった、
吉岡ダイハツ君、いや、ちょっと待って、正式には彼は吉岡台初くんなのか、
もしくは吉岡田居発くんなのか、または吉岡大髪くんなのか、意外なところで
ハーフのDAIHATSU吉岡なのか、いやそんなことは後ほど検討するとして、よっしゃぁ、
目を皿にして一つ漏らさず見届けるのよう、目を皿のようにして、気合いを入れて
じぃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っと、
って目を細めすぎて画面が見えなくなっちゃったわ、あ、終わってしまった。
ずも~~~~~~~~~~ん。
切ない。
切なすぎる。
なんてことなのですのん、吉岡殿、30秒の逢瀬だなんて・・・・・・・・・・、
嬉しい。
ああもっとしっかと観ておきたかったぁ~・・・ぶひぃ

「この試合はダイハツも提供しているから満男はまた出てくるぞ」
「えっ?!」
重要情報を聞き込みした銭形警部のような顔で振り返った末娘に、
父のいたわりの言葉。里帰りの娘に・・・・・・お父さん・・・・・・・・・
嗚呼お父さん・・・・・・・・・・・・お父さぁん・・・・・・・・・・・・、
満男ではねぇと口と法令線をスッパマンにして長年言っとるだがぁ!
秀隆ですのん。そこんとこヨロシク。ああ、なんてかっちょええ名前。。。。
秀隆。
クラ。
いやいやそうでなくて、いやそうなのだけれど、でも今ここにある命題は、
もう一度麗しの吉岡君の姿をこの目でしっかとテレビ画面に見届けなくては。
んはぁっ

ということであってですね、テレビ画面さんよ、野球なんて映している場合では
なくってよ。もうここは早いとこ、カァッンっと打って、んばば~っと走って、
すっとれぇ~ぃくっと空振りとって、切り札四番の原でやったぜパパ明日でなく
今日のホームランで決着をつけてくれぃ、というかですね、中畑はどこにいるんだい、
キ~ヨ~シ~キヨシ~キ~ヨ~シィ~♪(←中学時代中畑清のファンだったらしい)
って時代はとっくに平成24年なのだった・・・。
少女老いやすく、
腹肥え易し。
なんだかとても切ない、ん、え、何、お父さん?テレビの画面をブロックしながら
阿波踊りをするのはやめてくれですって?何てことを言うの、あたしはね、
八木節音頭派ですのよ、♪はぁ~~月がぁ~出た出ぇたぁ~月がぁ~出たぁ~~
ってまた出たわぁ~~~~~~~~~吉岡きゅ~~~~~~~~~~~んっ

いや気のせいだったずら。まだ野球しとる。もういいよいいよ五回裏なんてこの際
一回くらいスキップしても誰も気づかないと思うよ、早くCMになってくり~ん!
とテレビ画面に向かって叫んでも仕方あるまい。うむ。
ここは風雪に打たれる地蔵の如し辛抱強く、
テレビのど真ん前で正座をしながらじっと良い子で待とうではないか。
先ほど見た吉岡くんの姿を脳裡に思い出しながら・・思い出しながら・・・・・・
思い出し・・・・・・ハ・・・・・なんてことだ・・・吉岡ダイハツくんったら、
短髪。
どわぁ~~~~~~~~~~~~~~~
正座したまま背面に倒れてしまった。いやだからお父さん、あたしは別に、
ヨガのポーズをしているわけじゃないのですのよ、そうなのそうなのだからぁ、
満男君がね、また出てくるかもしれないのぉ、この画面上にぃ~、満男くぅ~~ん、
お元気ですかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ?!
ラッシャー木村です。ヨガのポーズで失礼します。あ、そだ、そういえば、
なにもこうして、テレビの前で八木節を踊ったりヨガのポーズをとったり
ラッシャー木村にならずとも、ダイハツの公式サイトに行けば
このCMはいつでも鑑賞できるのであったよ、あたしったらやだわ、あはははは~♪
毎度お騒がせしております。お父さん、こんな娘でごめんなさい。
そんなこんなのとにもかくにもそれにつけてもおやつはカールと申しますが、
オラがのほうにも秋が来たでよ。
ということで「つづく」のあとに登場したその後のダイハツ君は、
方言しゃべっとるやないのっ!
吉岡君、
短髪、
運転までしていたりして、
方言付き。
だ、だめだぁ~・・・もうどうしてくれるのですか、吉岡君ったら、
プライスレス。
あたしゃお手上げでこれ以上何も言えないよ、っはぁ~
好きっ

なぜならショートヘアーの吉岡君は最強なのだ。いや、でも、コトー先生の、
サラ、ハリン、バサランッ、
と重力を使い分ける五島流長髪法もベリーマッチにベリーベリーにナイスだった。
あの剣術には遅刻の宮本武蔵でさえ天敵破りはできまい、フフ、やったぜ小次郎、
無敵なのだ。キラン

実写版きのこの山な茶川さんの髪も、
蓋を開ける直前にやってきた新聞の勧誘員さんの来訪をかわした後の
カップラーメンその10分後みたいな猫弁先生の髪型もしかりだけど、
でも吉岡君の演じた役の中での髪型チャンプは何といってもやはり、
ザ・ルート先生でありませう。あのぴんぴょこはねはねルート寝癖、あれは一体、
どういう姿勢で一晩ベッドに漬けたらあんな寝癖が出来上がってしまうのか?
サリーちゃんのパパだってビックリ仰天な完璧の出来映えだと思う。
アイパーですか?
やれやれほんまにルート先生ときたら何と言いますかこう、
宇宙的に広がる i で素晴らしい。愛おしい。大好きすぎる。そう、
その愛だよ、愛。



つとふいに心に思い浮かんでくる時の吉岡君の姿は、
彼の演じてきた役柄である時が多くて、
コトー先生は今日も元気にチャリンコ往診しているのかなとか、
ルート先生は休み時間に生徒たちとキャッチボールしているのかなとか、
森内さんは仕事帰りの田町で赤ワインを飲んでいるのかなぁとか、
満男君はきちんとピーマンを食べれるようになったのだろうか、
とか、
心の中にふわりと挟まれた栞のように、
頁をめくれば、
いつもそこにいてくれる人たちで。
吉岡君の演じた人物であるから、
それぞれみな吉岡君であるのだけれど、
でも吉岡君ではなくて、
でもやっぱり吉岡君はそこにいて。
そんな彼らは、
どこかの街角ですれ違っていく、
きっとどこかにいるだろう、
あなたに似た人。
人の波の中を歩いている時や、
交差点で立ち止まる時、
そんな彼らの姿が心に浮かんでくると、
なんだか気持ちがほっこりと安心して、
落ち着く居場所へと癒されていくわけで。
またがんばりまっしょいと、
元気に歩いていけそうなので、
母さん、
明日もきっと、
心は晴れだよ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます