吹奏楽団ウィンドバーズ番外編~練習日記~

合奏で気付いたこと、感じたことを個々の目線で自由に綴ってまいります。

第8回ステップアップクラス

2023-03-27 22:56:06 | 日記

はい、事務局長でございます
第8回目となるステップアップクラス
対象者6名、希望者6名の12名で頑張りました

基礎練習はいつも通りのリズム練習からアレンジを交えつつ
もうずっとずっと繰り返しやっている練習なので
程遠く外れることはなくなっているものの
きっちりとバッチリとはなかなか合ってくれなくて・・・
発音においても『息を送りつつ舌でせき止めておいたものを放つ」という行為が
しっくりといかなくて
3拍伸ばしていったん止めてから4拍目で再リリース、という練習を試みました

音階練習は2つくくりののりしろ有りで
1つの譜面で何通りもの練習ができて、みんな違ってみんないい
どのパターンもホント楽しいです

曲はリード組曲から
Ⅰ楽章冒頭のグリッサンドについて初めてちゃんと言及されたかも、です
「ただの音階なのでちゃんと吹こう」と言われ
ギクッとしたのはココだけの話
ロクに意識せずにめっちゃいい加減に吹いてました(ココだけの話)
全体的に、メトロノームで細かく拍を刻みながらゆっくりと丁寧にさらいました
テンポがゆっくりであったとしても切れ味よくくっきりはっきりとした演奏を
本来のリズム自体を楽しめるようになりたいです

次にチャイコのマーチを
改めて重厚感を求められました
音符を楽譜通りにきちんと伸ばすこと
休符で力まないこと(力むとテンポに遅れが生じます)
そして音符を1つずつ吹かずに推進力をもってして繋がるイメージを描きましょう

続いて幻想序曲を部分的に取り出して
木管がまだまだ苦戦中の鬼連符
短い区間をゆっくりとさらって次に倍速テンポで繰り返すことが有効、です
できない箇所を含めながら楽譜通りに練習しても吹ける日は来ないので
吹けるようになる練習をコツコツと積み上げましょう

サティもテンポの切り替えが難しい曲ではありますが・・・
ポイントを押さえて指揮を見て機敏に反応できるようにいたしましょう
「スラーが下手くそ」とダイレクトに言われ・・・
「仰る通りでございます」の境地でしかなかったです
スラーとはタンギングをしなければそれでよいというものではないのです・・・
フレーズを意識してまいりましょう

リクエストでモリコーネ
低音パートが重なってばっちり合えばかなり心地良くなるでしょう
音の移り変わり、切り替えをきっちりとスマートに
そしてメロディパートも伴奏パートも音を繋ぐ意識をもちましょう
できない箇所はパーツごとの練習を繰り返して安定させること
短い区間を確立させて繋ぎ合わせていくことによってできる箇所が増えていきます
どんな曲もこの方法が有効です
本番まであと少しですが、最後まであきらめずにまいりましょう
自身の課題をクリアに認識し、ひとつずつ地道に取り組みましょうね
本番へ向けてももちろん大切ですが、本番が終わってもまた次の本番へと繋がるので
焦ったり、いい加減に放置しておいても結局またその課題に直面するわけですから

【次回予告】
タイムアウトで途中になってしまったモリコーネの続きからまいります
(先生が覚えていてくださったら、の話ですが)


団のHPへはこちら↓から
吹奏楽団ウィンドバーズ

コメント
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