花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

垂簾聽政

2012年07月19日 | 映画
前に 《 1911 》 を観て 清朝サイドのお話も観たくなった とか言ってましたが...

その気持ちが冷めないうちに...と...

さっそく 《 垂簾聽政 /REIGN BEHIND THE CURTAIN 》 (邦題 《 西太后1・2 》) を借りてみました



序盤は、豪華絢爛な紫禁城の中の様子や、宮中参内のシーンが延々と続いて...

なかなかお話が始まらないので、思わず紫禁城のPV(笑)なのかと思いましたが

古いので画質もかなり悪いし...時々ノイズが入ったり、音飛びもあったりする状態...

男と言えば梁家輝(レオン・カーフェイ)くらいしか出てこないし...



お話が始まったら始まったで結構な試練でした(笑)


劉暁慶(リウ・シャオチン)飾西太后は、普段は清楚でキレイな顔をしているんだけど...



キレイだからこそ余計に、この人が怒りに震える時の顔が怖かったです(笑)



皇帝の死後...段々力を付けてのし上がって行く様は西太后そのものにも思えましたが

(※ ちなみに...田中裕子の西太后はまだ観ていません)

歴史的な観点から描いたにしても、エンターテインメント的に描いたにしても...

ちょっと中途半端な感じは否めませんでした

終盤...イギリス連合軍との闘いで、イギリス軍の兵がどっから見ても赤毛のヅラを被った中国人だったので

重い戦闘シーンなのに思わず笑ってしまってゴメンナサ~イ (笑)

そして...2の最後の方に「人豚」のシーンも出てきましたが...
残念ながら、私がもう一度観たいと思っていたヤツではありませんでした...


たぶん私がまだティーンの頃に観たのは...あれは...何ていう映画だったんでしょう?

壺に入った手足のない美しい人は、そんな境遇なのにとても綺麗な顔で微笑んでいて...

それが気に入らない西太后はその人の目を潰し...

目も見えなくなったというのに、その人は今度は美しい声で歌を唄うんです...

それを見た西太后は、今度は毒を飲ませて声を出なくして...という...残酷なシーンが脳に焼き付いていて...

そのシーンは外で...なんだか回廊のような場所だったような気もするんですが...

なにしろ、もうだいぶ昔の事なので記憶も曖昧で...
たぶんあれが中国の歴史モノに初めて触れた映画だったので、カルチャーショックを受けて

もう一度あの映画を観たいと思って...今までにもいくつか 『 西太后 』 モノを借りてみたんですが

残念ながらコレも違いました...

こうなったらモノはついでだ(笑) 頑張って《 続・西太后 》 も観てみますが...

もしかしたらあれは 『 西太后 』 じゃなくて 『 則天武后 』 かも という気がしてきた今日この頃です
コメント (4)
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