三連休は友人を招いて家飲みしたり、静岡の美術館へ行ったり。
秋晴れの今日は、体を休めて(体育の日ですが・・・)静かにのんびり一日読書。
ずっと気にはなりながらも、なんとなく読む機会を逸してきた須賀敦子さん。
偶然にも最近続けて須賀さんについて書かれた文に触れ、「今が読みどきかな?」
と思って『遠い朝の本たち』を読んでみました。
ビンゴ!
この一冊ですっかりファンになってしまいました。リズムの良い文体、そして何より
須賀さんの感受性に惹かれます。今が出合うに相応しい時だったのでしょう。
読み終わったあと、切なくも温かい気持ちになりました。何度も読み返したい本。
遅ればせながら、須賀敦子ブームがやってきたようです。
深まる秋、ますます読書が楽しくなってきました。