つぶやき、遊び・仕事・日常

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失うより得る

2019-09-26 07:49:29 | 日記
元 東レの 佐々木常夫さんがシニアに対する生活のアドバイスをしてくれている。
それはそれで役立ちそうだが、いえいえ現役のビジネスパーソンにもとても役立つ教えだと思います。
佐々木さんは、そんな生活や行動や考え方について40ものアドバイスをしてくれている。
そんな中で、心に響いた言葉をいくつか振り返って見た。

◆失うより、得るものが多い生き方を
 仕事をする、しないにかかわらず、目標を持ち続けなさい。
 葛飾北斎は、老齢になっても絵を描き続け、当時としては途方もない長寿の90歳で臨終を迎えた時も、
 天があと五年の命を与えてくれたなら、自分は必ずや本物の絵描きになれるだろう。という有名な言葉を残した。
 伊能忠敬が日本地図作成の大目標を掲げて、日本全国を歩きだしたのは隠居後のことだったそうだ。

 上機嫌であることは最高の健康法で、最高に人生を楽しむ秘訣である。
 フランスの思想家のアランの言葉ですが、人間の不満や不幸は受け身であることから発するそうです。
 人生に対し、傍観者の態度でいる限り、そのドアを叩くのは悲しみや苦しみだけなのだそうだ。
 つまり、幸福を得るためには人間は能動的でなくてはならないが、明るく快活に上機嫌にふるまうことは、その幸福を約束
 する能動性のひとつなのです。
 節度を心得た楽観主義、それは人間の品格をなす構成要素のひとつであると考えています。

 人は身近にあるはずのものを、あまりに遠くに探している。という警句に共感を寄せます。
 いい家族が居て、いい友人が居て、いい仕事がある。これに勝る幸せはないと心の底から思えるものです。
 身近な小さな喜びこそ、大きな幸せだという青い鳥的な幸せに深い実感を覚えてはいかがでしょうか。

 幸福感や喪失感は、自らの気持ちのもちようから発するということが良くわかりました。
 日々どういう心の持ちようで、生活やビジネスに立ち向かうのかで、それぞれの人生に差が出るのでしょうね。
 現役のビジネスパーソンとしても、心したいものです。