本当に世の中には、研究熱心な方々がいらっしゃるようです。
産業新聞によると、電池開発のスタートアップ企業が、無色透明な太陽電池の事業化に踏み切るという。
可視光線は透過させながら、赤外線や紫外線で発電する特殊な素材を用いるのだという。
ガラス張りのオフィスビルが、丸ごと自家発電が可能になるという。
◆太陽電池が無色透明になる
この企業には、伊藤忠商事・NTT・SONPOホールディング等が出資しているそうなので、たぶん本物だろう。
素材は聞いてもさっぱりわからないが、高純度二酸化ケイ素からなる起電物質を用いるのだという。
結果、光の透過率90%と通常のガラス並みだという。
太陽発電材は黒色が常識とされてきましたが、このことで用途が飛躍的に拡大しそうです。
透明で影を造らないため、都市部などで設置の自由度が高い。
需要地で発電できるため、遠隔地から送る場合に比べ送電ロスも削減できそうだ。
通常の太陽光発電は、屋上などに設置が限られるが、窓全体への設置が増やせ、ビルの電力を賄えそうだ。
付随効果として、赤外線の熱を吸収するため猛暑対策にもなるという。
課題もまだある。
実用レベルまで製造費用は下がったものの、まだ従来の起電材と比べると割高の様だ。
加えて、光から電力へのエネルギー変換効率は3%にとどまり、一般的な太陽光発電の17~18%と比べれば低い。
送電ロスを見込む必要がないにしろ、さらに向上が必要のようだ。
それでもなお、来年からは商業出荷が始まるので、価格は飛躍的に低下していくものと期待が出来そうだ。
主に九州や東北の山地で、大規模に山を削って真っ黒な太陽光発電施設が作られてきたが、あまり良い印象はありません。
たしかに再生可能なのかもしれませんが、そんな従来型でなく、この技術で都市の中でそれぞれのビルが自己使用分を
スマートに発電できるような仕組みにまでなれば、世の中の景観はまったく違ったものになりそうです。
期待します。
産業新聞によると、電池開発のスタートアップ企業が、無色透明な太陽電池の事業化に踏み切るという。
可視光線は透過させながら、赤外線や紫外線で発電する特殊な素材を用いるのだという。
ガラス張りのオフィスビルが、丸ごと自家発電が可能になるという。
◆太陽電池が無色透明になる
この企業には、伊藤忠商事・NTT・SONPOホールディング等が出資しているそうなので、たぶん本物だろう。
素材は聞いてもさっぱりわからないが、高純度二酸化ケイ素からなる起電物質を用いるのだという。
結果、光の透過率90%と通常のガラス並みだという。
太陽発電材は黒色が常識とされてきましたが、このことで用途が飛躍的に拡大しそうです。
透明で影を造らないため、都市部などで設置の自由度が高い。
需要地で発電できるため、遠隔地から送る場合に比べ送電ロスも削減できそうだ。
通常の太陽光発電は、屋上などに設置が限られるが、窓全体への設置が増やせ、ビルの電力を賄えそうだ。
付随効果として、赤外線の熱を吸収するため猛暑対策にもなるという。
課題もまだある。
実用レベルまで製造費用は下がったものの、まだ従来の起電材と比べると割高の様だ。
加えて、光から電力へのエネルギー変換効率は3%にとどまり、一般的な太陽光発電の17~18%と比べれば低い。
送電ロスを見込む必要がないにしろ、さらに向上が必要のようだ。
それでもなお、来年からは商業出荷が始まるので、価格は飛躍的に低下していくものと期待が出来そうだ。
主に九州や東北の山地で、大規模に山を削って真っ黒な太陽光発電施設が作られてきたが、あまり良い印象はありません。
たしかに再生可能なのかもしれませんが、そんな従来型でなく、この技術で都市の中でそれぞれのビルが自己使用分を
スマートに発電できるような仕組みにまでなれば、世の中の景観はまったく違ったものになりそうです。
期待します。