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白樺峠タカの渡り②

2019-09-23 19:07:45 | 野鳥
タカの渡り観察の白樺峠遠征後編です。
すごいものですね、日本列島から沖縄列島伝いに台湾を経由してフィリピン・インドネシア・マレーシアまで渡るそうです。
グーグルマップで計測してみたら、およそ6000kmくらいはありそうです。
羽ばたき続けて飛翔を続ける事は不可能ですので、適宜上昇気流を捉えて高度を稼ぎ、あとは静止状態で滑空するようです。
飛ぶためには、いうまでもなく羽根が最重要だと思うのですが、写真の中にはボロボロで心配な個体もいます。
もしかしたら、こういったタカは渡り中に力尽きて海に落下して自然に還るのかもしれませんね、自然は厳しいものです。

◆白樺峠タカの渡り②
 ・ハチクマでしょうか。
   

 ・羽根がボロボロですがノスリかな。
  

 ・ありゃぁ、ハチクマかと思ったらなぜか渡らないはずのトビが混じってたようです。
  

 ・サシバですね。
  

 ・サシバでしょうか、羽根がボロボロです。これで目的地までたどり着けるのでしょうか?
  
  
 ・これは典型的なサシバですね。
  

 ・久しぶりにやってきたのは、ノスリのようです。
  
    
 ・サシバのタカ柱の一部です。タカ柱はサシバが形成しやすいようですね。
  

 ・これは昨年のタカ柱です。
  

 ・同じく在庫のタカ柱です。この時は30~40羽のタカ柱が3本同時にでき、さらにそれらに下から下からどんどん追加の
  タカが湧き上がってきて、それはそれは壮観でした。たしかこの日は一日に4000羽以上が渡りました。
  もう写真を撮るのも忘れて、ただ口をあんぐりと開けて空を見つめていたことを記憶しています。
  渡るタカに思いをはせ、厳しい自然の摂理にうちのめされたような感覚でした。