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穏やかな環境には

2019-10-11 18:21:03 | 日記
人間社会はいうまでもなく共同生活だ。
そのため、自分勝手な発言や行動は許されない。
他人への気遣いが必要ということだろう。
それでも、出来るだけ穏やかな人間関係に身を置きたいものだ。
そんな気持ちに対して、空海(弘法大師:真言宗開祖)は、こう教えてくれた。

◆心と環境の関係とは

 「周りの環境は心の状態によって変わる。
  心が暗いと何を見ても楽しくない。
  静かで落ち着いた環境にいれば、心も自然と穏やかになる。」

 環境や周囲の状況は、心と密接にかかわりあっているようだ。
 頭の中が怒りや悩みの雑念だらけで心が落ち着かないと感じたら、
 空海和尚が説くように、静かな環境に身をゆだねるのがいいだろう。
 穏やかな気分となり、それまで心を蝕んできたイライラや不満も収まっていくものだ。
 一方で、逆に環境を変えたいと思ったら「心の方」を変えてみるのもいい手だろう。
 気の持ちようで、あらゆることが明るく見えてくることもある。

 空海和尚はこうも説く。
 「片手だけでは拍手できない。片足だけでは歩けない。」
 右手と左手があってはじめて拍手ができるし、右足と左足が交互に反応してこそ歩くことができる。
 だから、相手があなたに応えるまで祈り続けなさい。

 そっかぁ 自分勝手に解釈すれば、
 温泉旅行に行ったり、ご当地グルメを食べに行くのは、静かな環境を得るための「転地療法」。
 趣味に没頭するのは、「心の安寧」と考えれば、こりゃぁ空海和尚の教え通りじゃんか・・・