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自分自身で輝く

2019-10-30 07:35:10 | 日記
19世紀の科学者のマイケル・ファラデーのことは、よく知りませんでした。
氏は、電磁気学・電気化学の分野で多大な業績を残し、あのニュートン以来の天才とも呼ばれているそうです。
そんなファラデーは、こんな言葉を残しているそうです。

◆ロウソクは自分自身で輝くから、どんなダイヤモンドよりも美しい
 ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隈良典氏が、科学者を目指すきっかけになったとおっしゃってました、ローソクの科学。
 ファラデーは、貧しい鍛冶屋の子供として生まれ、学校にも満足に通えなかったと言います。
 幸運にも製本屋の年季奉公をすることになったファラデーは、仕事場の「商品」を熱心に読み漁って科学に強い関心を抱いた。
 そして、実験道具を自費で買い込み自分なりの実験を続け、独学で電磁誘導理論を確立させたという。

 そんなファラデーを、実験室の助手として雇い入れたのがハンフリー・デイビイだ。
 デイビイ自身も、カリウム・ナトリウム・カルシウム等を発見した大科学者だが、後世の評価はファラデーを見出したことが
 デイビイの最大の発見であり、人類への最大の貢献だといわれるほどらしい。

 そんなファラデーは、毎週金曜日には自身の研究室を開放したり、子供たちにクリスマスレクチャーを行ったり、
 ローソクの科学を著したりの活動をして、後進の研究を助けたそうだ。
 自らの苦しかった研究環境を鑑みて、少しでも後進の役に立とうとしたのだろう。
 そして、冒頭の言葉だ。
 ロウソクは自分自身で輝くから、どんなダイヤモンドよりも美しい。
 どんな境遇にあっても、自分自身で行動しなさいという意味でしょう。
 そのために、私たち(ファラデー)は、精一杯の支援をしますということなんでしょうね。
 そうはいっても、おいら達凡人は、なかなか自分自身が輝くところまではむつかしいかなぁ・・