つぶやき、遊び・仕事・日常

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能力差ではない

2019-10-20 18:20:27 | 日記
我々一般のサラリーマンには、人類の歴史を刻むような発明・発見が求められているわけではありません。
その意味で言えば、特別の能力が求められているわけではないようです。
そんなサラリーマンの位置づけを、元東レの佐々木常夫さんはこう説明してくれた。

◆プアなイノベーションより優れたイミテーションを
 サラリーマンの仕事で、人類初の偉業とか、特許で権利を押さえるなんてのは稀です。
 その意味で、仕事が出来るか否かというのは、「能力の差」よりも「仕事のやり方」の差が大きいのだそうです。
 正しい仕事のやり方=勝利の方程式 を身に着ければ少しくらいの能力差は簡単に克服できるのです。

 では、正しい仕事のやり方はどうやって学ぶのでしょう。
 簡単です。他人の優れたところを学べばいいだけです。
 前例のない斬新なアイデアというのは、意外に貧弱な発想の結果のようです。
 そうではなく、優れた先輩の所作を学び行動すれば、まちがいなく結果はついてきます。
 
 模倣するのは、職場の人だけではありません。
 会社のトップ、他部署の人、取引先でもかまいません。
 皆から親しまれ、尊敬される人が何人かいるはずです。
 そういう人を見つけて、その人の行動に着目すれば良いそうです。

 その人が何時に出社して、どんな話し方をしているのか、はたまたどんな風な電話をしているのか。
 しっかりと眼を開いて、研究するつもりで観察するべきです。
 些細なことこそ見逃してはいけません。
 「神は細部に宿る」といいます。
 その魅力的な方々の行動の細部にこそ、大事な秘訣が隠されているものです。

 ということで、先人や賢人の模倣を巧みにできれば、
 普通の人もスーパーサラリーマンと呼ばれることも可能かもしれませんよね、一緒にがんばってみましょう。