つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

兎角亀毛(とかくきもう)

2019-11-04 19:34:58 | 日記
ホリエモン氏の言動は、全面的には賛同できるものではないのだが、思いもしなかったことを教えてくれるし、
斬新な切り口の物言いにも興味深いものがある。
今日もこんなことを教えてくれた。

◆リスクなんてのは、「ウサギの角」「カメの毛」である
 「いろいろと慎重に考えています。」
 「リスクをしっかりと検討してから対処します。」
 そんなものは、何もしてないのと同じだ。
 「まず動く」そこから道筋が見えてくるのだ、と気づこう。

 死・目標・計画、これは全部未来のことだ。
 将来の事を考えても仕方がない。
 考えても意味のない事は考えない。
 時間をムダにしないためには、これが大原則だ。
 なぜなら、誰にも等しく与えられているこの「時間」が、何より大事だからだ。

 仏典に、「兎角亀毛(とかくきもう)」という言い回しが登場する。
 ウサギに角があるわけがないし、カメに毛が生えるはずもない。
 だとすれば、そんなものについて考えを巡らせても意味がないという事だ。
 「死んだらどうなるか」「人生の目的は何か」なんてことは、ホリエモン的に言えばすべて「兎角亀毛」である。

 それにもかかわらず、諸氏が将来のことを必要以上に心配してしまうのは、リスクが頭の中を占めているからだろう。
 人生とは、大きな流れに流されていくようなものだ。
 その中で、自分自身の最善を尽くすのは当然だが、立ち止まっていてはいけないのだ。

 おっしゃることは良くわかります。
 ただ凡人としては、それは行き当たりばったりのような気がするのですが・・・