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人類を救うか

2019-11-28 08:13:02 | 日記
ガンには微量の匂いがあるらしいことが分かっている。
そして、ある種の線虫はその匂いを好む習性があるらしいのだ。
そこまでは、以前から知られていた。
産業新聞によると、線虫によるガンの初期診断(スクリーニング)がいよいよ実用化されるようだ。

◆線虫検査は人類を救うか
 線虫の嗅覚受容体遺伝子は、1200個、犬は800個、ヒトは400個だ。
 AI(人工知能)の時代に線虫? とも思えるが、匂いセンサーは生物の嗅覚に勝るものはないようです。
 線虫の餌は大腸菌ですし、孵化して4日で成虫になるそうです。
 つまりは、生産コスト・飼育コストが極めて低廉という事だ。

 日本では現在3人に1人がガンでなくなるという。
 それを早期発見すれば、外科手術・抗がん剤・免疫療法・放射線治療と選択肢が増す。
 年1回の健康診断に、この線虫検査(N-NOSEエヌノーズ)を加えていく。
 検査費用は、当初価格で9800円だ。
 多くの検診が取り入れれば、費用は劇的に下がるという。
 いよいよ人類はガンすらも克服していくのかもしれないですね。

 ※かってこんな話も聞いた。

  フランス北部の寒村に一人の幼女が居た。
  彼女の祖母は末期のガンで死期間近だった。
  彼女はおばあちゃんがヘンな匂いがすると嫌がっていたが、祖母はまもなく亡くなった。
  ある日母に、近所のあのおじさんもおばあちゃんと同じ匂いがするよと言った。
  しばらくして、そのおじさんもガンで亡くなった。
  どうやら彼女はガン患者の匂いを感知できたらしいのだ。
  そんなことが何回も続き、周囲から彼女は死を予言する魔女のように恐れられてしまったという。
  
  だが、幸いというか、ある日を境に彼女は全くガンの匂いを感知できなくなってしまった。
  成長とともに感性が失われたのか、本能的な生存能力のために自らその能力を放棄したのかは、今では謎だ。
  だが、匂いは間違いなく検知できるのだろう。