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松を見よ

2019-11-25 17:12:15 | 日記
人生において、不遇の時は誰にでもある。
そういった時期には、身も心もやせ細ってしまうものだ。
そのため、それまで頑張ってやってきたことを「もうだめだ」とあきらめてしまったり、
自分の目標や考えを曲げて、生き残りを図ったりするようだ。
しかし、そんな不遇の時こそ力強く生きよ。と、孔子は論語で諭している。

◆松や柏を見よ
 ~歳寒くして、然る後に松柏の彫むにおくるるを知る~

  木々が枯れ果てる厳寒の冬になると、松や柏の青さが目立ってくる。
  その姿を見ると、どんな不遇の時であろうと、自分も努力を続けて生きていこうと励まされるものだ。
  人生の冬の時代こそ、人間の真価が問われるのだ。

 人生を巧みに生きる者は孔子に学ぶと言います。
 その孔子自身も、若い時は大変な苦労をして必死に学んだそうです。
 そんな経験もあるからこそ、不遇の時こそ力強く生きよ、と諭すのでしょう。
 
 たしかに、常緑樹は季節や環境に左右されずに、自分の生きるべき道を生きているようだ。
 我々人間もそれにならって、なんとか元気を保ち、ブレずに生きていこうと腹を据えると良いようです。
 どんな境遇に陥っても、あきらめず、ヤケにならず、自分自身の思うところ目指してコツコツと努力を続ければ良い。
 その結果、周りを見渡せばいつの間にかライバルたちがいなくなり自分だけが勝ち残る、なんてこともあるかもしれない。

 丁度、季節は冬に向かっている。
 早速公園に行って、葉を落とした落葉樹と常緑時を見比べてみることにしよう。
 少しばかり元気が出るかもしれませんね。