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クルマの価格は5分の1になる?

2019-11-21 17:11:16 | 日記
M&A巧者として知られ、超優良な会社である日本電産の永守会長がこんなことを述べていた。
果たして実現するのか。
自社の決算説明会での言葉だ。

◆クルマはコモディティ化し価格は5分の1になる
 自動車がコモディティ化する時代が来ます。
 クルマの価格は5分の1になるでしょう。
 一般的な製品は、TVでもパソコンでも発売時から価格は5分の1になっています。
 自動車だけが高いままでいられるわけがありません。

 家電は部品の共通化が進んでいます。
 外見のブランドが異なっていても、中身の部品は各社同じです。
 中身がバラバラなのはクルマだけで、それはいわゆるケイレツ取引が残っているからです。
 今時、部品を自社開発したりグループ企業から調達していては、必ずやってくるクルマの価格破壊に対応できません。
 専門メーカーの標準部品を搭載すれば価格はどんどん下がるのです。
 日本電産の車載用電動モーターの世界シェアは50%で世界一です。
 弊社のモーターは、ケイレツ取引のものより30~50%安いと思います。

 準備も怠りません。5000億円から1兆円の開発&設備投資をしていきます。
 モーターに関しては、弊社の知見が世界最高水準です。
 もはや、どこが勝者か見えています。
 出口調査で当選確実といったところです。

 ずいぶんと威勢が良い話ですが、永守会長や日本電産の過去の実績から見て、きっと正しい認識なのでしょうね。
 おいらは、単にクルマの価格が5分の1になればうれしいだけだが・・・