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針路は自動運航

2019-11-08 17:11:27 | 日記
現在、自動車は業界をあげて電動化や自動運転化を進めているのは、周知のとおりだ。
その流れから言えば当たり前と言えば当たり前なのだが、海運各社も同様な開発競争をしているようだ。
産業新聞から。

◆針路は自動運航へと向かう
 内航船の人手不足対策や海難事故低減の切り札にすべく、有人での自動運航実現へ各社開発競争にしのぎを削っている。
 AI(人工知能)が、人の頭脳や目に代わり、障害物を認識して針路を決定する時代が訪れそうだ。
 国や国際団体を巻き込んだ挑戦は、実現まであと一歩というところまで来ているようだ。

 現在の内航船は、航海中衝突する可能性のある船や障害物がないか、船員が目視で確認している。
 これを他船の位置をレーダー探知し、AIS(船舶自動識別装置)から針路を把握し、自船のAIが針路を自動決定するものだ。
 さらに将来、海上でも5Gが活用できるようになれば、無人の遠隔操船への道が開ける可能性もある。

 自動運転が実用化されても、船から船員がいなくなるわけではないようだが、海難事故は間違いなく減少していくだろう。
 技術開発と並行して、国際海事機構(IMO)で国際ルール作りも進んでいるようだ。
 同時に商船三井系では21年半ばまでに、航行時にCO2(二酸化炭素)を排出しない電動タンカーも就航させる予定だ。

 冒頭でも感じたように、自動車業界で起きていることが船舶の世界でも同様に進んでいるようです。
 近い将来に、世の中は大きく変わっていくのかもしれませんね。