つぶやき、遊び・仕事・日常

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青草も燃える

2022-12-04 07:00:33 | 日記
かっては優良な大企業だったはずの東芝が、このところその去就を巡ってしょっちゅう新聞を賑わしている。
そんな東芝は、以前にも経営不振になったことがある。
その場面で、再建を指揮したのが土光敏夫氏だ。
質素な生活を続けて、メザシの土光さんとも言われてたな。
その土光敏夫氏の訓戒のひとつがこれだという。

◆火種が強ければ青草も燃える
 青草というのは、言うまでもなく夏に茂る草のことだ。
 冬の乾燥した草と違って水分をたっぷりと含んでいるため、簡単には燃えることはない。
 しかしその青草も、火種が強ければ一挙に燃えて灰になる。
 これは、氏が自宅の庭の畑づくりを続けながら実感した言葉だそうだ。

 つまりは、自分の火種が強ければどんな困難をも克服することができるということ。
 相手を変えようと思えば、まず自分が変わらねばならない。
 何かを成し遂げられないのは、君の火種が弱いのだ。
 悪いのは周囲ではない、君が悪いのだ。
 君が変わらなければ、周囲も変わらないのだ。

 米国の実業家デール・カーネギーもこう言っている。
 「人を熱烈に動かそうと思ったら、相手の言い分を熱心に聞かなければならない。」

 →それらは、国家や大企業だけの話ではなく、自分の個人的な目標についてもきっと同様なんでしょうね。