つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

明知鉄道

2022-12-30 06:47:53 | 日記
岐阜県恵那市の明知鉄道は、所謂第三セクターの中では、比較的健闘しているのではないかと思われます。
それは、収入を増やすために種々の施策を行っているからです。
そんな施策の観光列車等はこうです。

◆収入のためならば新駅も作るし命名もする
 ずいぶんと昔に、北海道で「愛国から幸福」が話題になった。
 もう廃線になってしまったが、旧愛国駅から旧幸福駅はいまだに観光資産であるようだ。
 それにあやかって、恵那駅から極楽駅までの切符を、えーなーごくらくとして売りだしたのだ。
 なお、この極楽駅はまったくの架空ではなく、地域の極楽と言う地名の地に新たに無人駅を設けたのだ。
 少し下世話なことを言えば、この明知鉄道の会長さんは地元の名士で、その傘下企業の最寄に新駅を設けて、そこを極楽駅としたのだ。
 
 鉄道の駅の設置にはある程度の基準があり、隣接の駅からの距離とか、周辺の人口とか、駅周辺の勾配とかがあるようだ。
 それらを無事クリアーして、その極楽駅は設置された。
 そして季節ごとに、「きのこ列車」とか、「じねんじょ列車」とかで人気を集めている。
 廃線まったなしの第三セクターも、工夫次第で違う道も歩めるという事なのだ。
 おいらのようなミーハーも、そういう思惑にのっかるのもいいのかも知れませんね。
 なおこの地からは、昌平坂学問所塾頭の佐藤一斎も生まれています。

 →もう消え去ってしまいましたが、かって首都移転の候補地(東濃地区国有地)でもあったようです。