ついでの富士山

よく聞くこの言葉は、コンサルタントの小宮一慶氏の作だそうだ。
「散歩のついでに富士山に登った人はいない。」
この言葉は、物事を為すにあたり準備が大事だと捉えていたが、氏の本意は目標設定だという。

◆努力は正しい「目標」を定めてから
　富士山に登ろうとしている人も、散歩をしている人も歩いているのは同じだ。
　これと同じように、結果的に何かを達成する人は毎日精一杯仕事をしているし、
　そうでない人の中にも精一杯仕事をしている人はたくさんいる。
　だが、その結果は等しく現れるわけではない。
　その違いは、富士山に登ろうとしてそれに向かって歩いているか、
　それとも何の目標もなくただ歩いているかの差だという。
　歩いているという行為は同じでも、
　しっかりとした目標を持っているかどうかが、結果につながるかどうかの分かれ道だという。

　そういうことだったんですね。
　世の中のほとんどの人達は、一生懸命生きている。
　でも、結果を出す人と努力はしても結果が出ずに報われない人がいるが、その差は「目標」だったんだ。
　やみくもにがむしゃらに努力をしていたら、知らない間に富士山に登っていたということはありえないんですね。
　では、その正しい目標設定というやつも教えていただきたいものだな。