つぶやき、遊び・仕事・日常

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魔法の杖

2022-12-25 06:38:39 | 日記
BMWのトップセールスマンの飯尾昭夫さんという方が、こんなことを語っていた。
彼は4年連続でトップセールスを続けていたが、それでも9000件の商談をして、2400台の販売だったそうだ。
4件に1件の販売という事で、残りの75%の人達は、おそらくは他社で購入したわけだ。
そこで気づいたこととは。

◆営業に魔法の杖はない
 当時は営業優先で、メカニック部門は従の存在だった。
 トップセールスの私の顧客の修理点検は最優先、それでも私は不満だった。
 もっと早くできないのか、なぜ出来ないのだ等々・・・
 だが、メカニックマネージャーの涙を見て、やっと気づいたのです。

 セールスの責任は全て私の責任なのです。
 商品のせいでも価格のせいでもメカニックのせいでもないのです。
 そんな他責の態度は、自分の未熟さを認めているのと同じです。
 営業マンが一生懸命にやれば、商品は輝き売れるはずです。
 謙虚であれば、いい仕事ができると思います。
 少しばかりの成功で、俺が俺がと声を挙げればそれは傲慢です。
 多くの方々の協力があって、始めてクルマは売れるのです。
 
 そして、営業には、こうやれば絶対に売れるという魔法の杖なるものはありません。
 すべては、自分の努力次第だと考えます。

 →日本と違い欧米ではセールスマンの社会的地位が高く、マネジメント階層よりも多くの収入を得るらしいです。
  たしかに、モノを販売するためには自分の全人格を動員しなければならないのでしょうね。
  そんな方々は、尊敬に値します。