かってベストセラーとなった吉野源三郎原作の「君たちはどう生きるのか」の中のこんな言葉に惹かれた。
「あたりまえのことというのが曲者(くせもの)なんだよ。
わかりきったことのように考え、それで通っていることを、どこまでも追っかけて考えてゆくと、
もうわかりきったことだなんて、言っていられないようなことにぶつかるんだね。」
◆どう考えどう生きるべきか
たしかに、あたりまえとされていることも改めて考えてみると、たくさんの新しい壁や疑問にぶつかるものだ。
それは、人生の生き方であっても科学でも芸術でも政治であっても等しく通じるのではないだろうか。
それらを誰かが一生懸命考えて、ひとつずつ解決してきたのが人類の歴史なのかもしれない。
だから、何事も最初からあたりまえのことと、決めつけるのは非常に危険なことなのだろう。
自分の頭でちゃんと考える習慣をつけたいものです。
小説家の柴崎友香女史も似たようなことを語っている。
「木も山も天気も人間とは違うしくみで成り立って動いている。
それを毎日感じ取ることができるだけでも、普段「これしかない」と思っている以外に、
いくらでも世界があることを知ることができる。」
これしかないなんて思い込みは、生きていく上でじゃまにしかならないものなのかもしれないな。
「あたりまえのことというのが曲者(くせもの)なんだよ。
わかりきったことのように考え、それで通っていることを、どこまでも追っかけて考えてゆくと、
もうわかりきったことだなんて、言っていられないようなことにぶつかるんだね。」
◆どう考えどう生きるべきか
たしかに、あたりまえとされていることも改めて考えてみると、たくさんの新しい壁や疑問にぶつかるものだ。
それは、人生の生き方であっても科学でも芸術でも政治であっても等しく通じるのではないだろうか。
それらを誰かが一生懸命考えて、ひとつずつ解決してきたのが人類の歴史なのかもしれない。
だから、何事も最初からあたりまえのことと、決めつけるのは非常に危険なことなのだろう。
自分の頭でちゃんと考える習慣をつけたいものです。
小説家の柴崎友香女史も似たようなことを語っている。
「木も山も天気も人間とは違うしくみで成り立って動いている。
それを毎日感じ取ることができるだけでも、普段「これしかない」と思っている以外に、
いくらでも世界があることを知ることができる。」
これしかないなんて思い込みは、生きていく上でじゃまにしかならないものなのかもしれないな。