思った通りにことが運ばないのがこの世の中だ。
世の中は理不尽なことばかりだ。
それは以前からなんとなく分かってはいたのだが、コロナ禍の中でさらに思い知らされたものだ。
だが佐々木常夫氏(元東レの方だったかな)は、意志の力で楽観的になれると説く。
◆悲観は気分のもので楽観は意思のものである
これは、フランスの哲学者のアランの言葉だ。
佐々木氏の父親は、母が27歳の時に4人の子供を残して亡くなったそうだ。
経済的に困窮したことが想像できる。
だが母は、「与えられた運命の中で努力しましょう」とくり返した。
氏が社会に出て結婚したのちも、今度は妻が病弱で息子は自閉症であった。
そして掲題の言葉、悲観は気分のもので楽観は意思のものであるだ。
どんな理不尽なことが起きても、意志の力で楽観的になれる。
トップにはなれなかったが、サラリーマンとしての栄誉にも浴せれた。
起業もできたし、文筆業もできている。
悲観の気分に流されては終わってしまう。
すべては気の持ちようで、人生は開けていくのだ。
読者も是非、楽観的な自分を信じてもらいたい。
→壮絶かどうかは知る由もありませんが、かなり厳しい人生を送っていらっしゃったと思います。
それでも意志の力で楽観的になる・・・ 学びたいものです。