失敗した、つらかった、苦しかった、そんな苦い経験ならば、数限りなく経験してきたおいらだ。
だがそんな苦い経験は、実は人生において必要なものだという。
17世紀ドイツの哲学者ゴットフリート・ライプニッツだ。
哲学だけでなく、数学・自然科学・法学・言語学など多方面に精通していたそうで、あのニュートンと並ぶ存在のようだ。
◆苦いものを味わったことのない者は、甘いものを得たことがない
ヒトは、物事を相対的に判断する存在だそうだ。
つまり、何かと何かを比べることにより、物事の良しあしを決めている。
つらい経験で自分を否定したくなったとしても、後にその経験があったからこそ相対的に幸せを感じられるのだ。
酸いも甘いも知ること、それが人生を充実させる秘訣なのかもしれない。
だから辛い経験は、その後の幸福の糧となるとも言えるようだ。
→そうかそうか、あれらの苦い経験はすべて必要なものだったのか。
たしかに、一歩引いた位置のおいらは、ずいぶんと心の安定が得られている、これが幸せというやつなのかな。