つぶやき、遊び・仕事・日常

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功徳は自分のため

2023-04-21 06:49:46 | 日記

なんとなくというか、漠然というか感じていたことを、はっきりと言葉にしてもらったような気がする。

江戸時代の円覚寺の住職誠拙(せいせつ)の言葉だそうだ。

それは、誠拙が円覚寺の山門を新築しようと寄進を募った場面だ。

 

◆お前の功徳になんでわしが礼を言わねばならないのか

 その山門への寄進として、豪商の白木屋が金百両を寄付した。

 だが誠拙は、「ああそうか」と言ったきりだった。

 白木屋は不満に感じ、「百両は私にとっても大金です、何かお礼を言ってくれてもいいのではないですか」と、不満気だ。

 誠拙は、「お前が功徳を積んで、お前が幸せになるのに、何故わしが礼を言わねばならないのだ」と言ったそうだ。

 そのようです、自分の行動に返礼を求めてはいけないようです。

 まして、功徳について返礼を求めるのでは、まったく功徳にはなっていないのですね。

 反省したいものです。

 

 →これはあるあるだと思います。

  人は良いことをしようと努力はします。

  でも、私は良いことをしたはずだと思った瞬間に、それは雲散霧消してしまうものかもしれませんね。

 

 ※旅行中です、よろしく。